東京芸術劇場プレイハウスにて。
お初のプレイハウス。キレイー!カッコイイ!気に入っちゃった。
フローレンス/安蘭けいさん
アナトリー/石井一孝さん
アービター/田代万里生さん
フレディ/西川晃教さん
スヴェトラーナ/AKANE LIVさん
ウォルター/戸井勝海さん
モロコフ/ひのあらたさん
天野朋子さん
池谷京子さん
角川裕明さん
高原紳輔さん
田村雄一さん
遠山裕介さん
横関咲栄さん
大野幸人さん
2度のコンサート・ヴァージョンを経て、待望のミュージカル版CHESS。
コンサート版初演時の千穐楽でアッキーが期待を込めて約束してくれたミュージカル版が遂に!
コンサート版が充分に物語性を含み、含蓄に富んだものだったのでミュージカル版には期待と、もしかしたら間延びしちゃうんじゃないかと一抹の不安も持ってたわけですが、そんな心配するなとばかりの大満足の作品でした。
フローレンスには、愛されつつも遠く離れてしまう愛の対象、この印象が"いたずらに動かされてしまうチェスの駒”に象徴されていると思います。深く愛されているのに孤高。絶唱に突き動かされます。
アナトリーの持つ別離にかかる熱情。なのに描き方は静かめ、愛し方は潜んで深い。陰影に富んだ表情が歌を彩る。
アービターはチェスの世界の申し子。盤面に駒を動かし、酷薄怜悧とも見えるが東西冷戦のさなか、一貫してひとつの世界の象徴。
フレディの天才性。孤独のなかに訴求しているものが、ある。愛のようでいてもっと普遍のものであるようにも感じられて。
スヴェトラーナには日常が広がるし、ウォルターには権謀が見え隠れするし、モロコフは国家が個人を超越しているようだし。
大野さんの人形(?)、今回もカッコイイ。裏設定ではアナトリー、スヴェトラーナの長男だそうで。
キャストが増えて広がったCHESS。
素人の耳にも難解な楽曲が、肌に粟を走らせる。
CHESSに高揚した。