参宮橋トランスミッションにて。
劇団えーてぃーふぃーるど719公演
白のお話を観劇。
白/大西聖志さん
黒/根魏山リョージさん
女/中島玲奈さん
兄/須藤飛鳥さん
妹/瀬口杏奈さん
客/浅川拓也さん
病院ともホスピスとも明瞭ではない医療施設。
医師らしき主人公と、どうやら実体ではないような人格の具象。
過去の体験への悔悟とも、或いは時を経ての再挑戦なのか。
兄と妹の持つ雰囲気がファンタジー色を薄め、それでいて人格の深みを与える。
客に配された役は、当人にとっては白い主張、傍から見れば黒の所業であろう。
理想の白を求め、現実の黒に絶望する。
終末期医療は黄昏の色に染まる。
演出の深みに照明、音響がベストマッチする。
言葉を詰まらせる深淵を見せつけた。