星組。大千穐楽。
リーザ/今井瑞さん
ルイーゼ/島田彩さん
おばあさん/山本英美さん
イーダ/梅原早紀さん
エヴァ/緒川真生さん
ヘルガ/二本松広子さん
オットー/森田浩平さん
パウラ/荻野恵理さん
ハンス/内藤大希さん
カール/上野聖太さん
アルベルト/尾花宏行さん
モーリス/Adamさん
シュタイナー先生/天野朋子さん
クララ/鈴木莉菜さん
インゲ/大賀萌生さん
子役/山口野乃花ちゃん
子役/吉見悠ちゃん
男/大塚駿介さん
続けて星組観劇です。
演出の中本さんに声かけながら入場。
月組を詩歌とするならば、星組は絵画。より色彩を感じます。
オットー、パウラ夫妻が地色。オットー森田さんの優しくリーザに敬われる姿は淡い暖色。パウラ
荻野さんの包み込んで子どもたちを信頼するのはリーザ・ハンスの色を際立たせる下色でしょうか。
カール上野さんは鈍色のサイン。彼あってリーザ、ルイーゼの友情が鮮やかに発色します。
ハンス内藤さんがナチに傾注し、親衛隊となり実戦の洗礼を受けやがて病んでいくようす。爽やかな青を重ねかさねていって深い群青となり黒が滲んでいく。
ルイーゼ島田さんはひと色におさまらない。折につけ色は変わるが平筆で一気に画全体の色調を変えていくが如く、その身の彩りを空間に広げています。
リーザ今井さんは、ジンクホワイト。透明感のある際立つ白。繊細さを持つ青みを帯びて引き締める白。
山本さんのおばあさんの優しげな語りに、イーダ梅原さんが抑えて最後に放つ一言は過去の傷みを消し去る。
月組星組と観て、緒川さんエヴァ、二本松さんヘルガの屈託ない笑顔を見て気づいたのは、レンズ豆を忘れたのはわざとですね。買い出しに出るときにさりげなく花を供える、ルイーゼの二人の子は優しく育ったんだ。
歴史がひずむ時代、ただ友との瞬間を生き抜いていた少女のストーリー、涙は温かい笑顔とともに零れ落ちる。
美しいはなしでした。