不格好経営 | むら
- 不格好経営―チームDeNAの挑戦/日本経済新聞出版社

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非常に読みやすい本で2日くらいで読破したと思います。DeNAという、良くも悪くも社会的知名度の高い企業が創り上げられた過程をスピード感を持って眺められて面白かった。
この本のメインターゲットはDeNAの社員なんじゃないかなと思った。もちろん、あくまで一般向けに書くもので,、失敗話から教訓を得て欲しいと言っているし、第7章ではよくあるビジネス書のように教訓が並べてある。
でも
・必要以上に実名があげられており、現在も働いているその社員がどんな活躍をしたのかがよく分かるようになっている。名前を上げられた社員は自分がストーリーの中に出た事で嬉しいだろうし、まわりの社員も本で取り上げられるような一般的にも有名な社員と働けたら嬉しいと感じるだろう。
・「サービス開始の感動を大切にしたい」「経営理念はこうして生まれた」などのように、今の経営方針などの原点となっているストーリーを丁寧に書いている。もちろんこれはDeNA以外の人が読んでも参考になるかもしれないが、この内容を一番伝えたいのはやはり今の社員、特に創業期以降に入った社員ではないか。
などの点をみると、南場さんが一番この本を読んでもらいたいのはDeNA社員なんじゃないかと思った。
とはいえ、社員でもなんでも自分にとっても読み物としてDeNAの成長をワクワクして楽しむことができた。ただ、元マッキンゼーだったり、いきなり何億もの出資を受けたりと、元々もの前提条件やスペックがすごすぎてストーリーに入り込むような感覚にはならなかったが。

