上原多香子の元夫ET-KINGのTENNさんが自殺してから3年程たって、遺書と不倫関係の証拠ともなりうる連絡のやり取りが公開された。
当時上原に同情してた人たちも手のひら返しで今回の件で猛批判している。そういうやつらをみて愚かさを感じる。自分の周りで起きたことでもない。ただテレビで報じられているのを見て、たったそれだけの情報で感情を持つなんて、なんて浅はかなんだろう。当事者でさえ事実を100%知っているわけでもないのに、ニュースを見ただけで批評家気取り。その民間批評家どもの意見をまたテレビが街頭インタビューという形などで取り上げ国民全体の意見を一方向に向けて行く。
今回の件で言えば、TENNさんが自殺したというニュースを見た時点で少しは夫婦関係に問題があったことも考えられたはず。まあしかし、どんな理由があっても自ら死を選ぶということは褒められることではない。だがその時点では何も考えずに、涙する上原多香子を見て同情する。そして今度はメールの内容などを見て批判する。それが本当であるかなんてわかりもしないのに。
こういう風潮の一番の原因はニュース番組の作り方にある。ニュース番組は本来、出来事を伝えるだけでいいのに、そこにコメンテーターやら街の人の声やら無駄な情報をくっつける。視聴率狙いなのか時間稼ぎなのか、はやくこういう構成をやめてもらいたい。そして視聴者もいい加減に鵜呑みにするのではなく、せっかく脳みそがあるのだから自分なりに情報を咀嚼して頭に入れてもらいたい。そして頭のたりない奴はインタビューを受けてもわかりませんと言えるようにしてもらいたい。バカがバカを増殖させてはどうしようもない国になってしまう。
自殺はいけないことだけど、それだけ1人の人を愛することなんて多分私にはできない。一生忘れられないよ、おまえとおったらおもろいわ、ET-KINGのストレートな歌詞は聴かせたいだけでなくて、本当にそういう考えを持った人が作ったものなのかもしれない。話を一瞬外らせるけれど、いときんさん、頑張って病気と闘ってください。また歌声が聴きたいです。
そして今井絵理子。信仰の深さからして自殺の原因が不倫であったことを知っていたとしたら今回の自身の不倫の罪はより重いものだと思う。
SPEEDの恋愛ソングはもう素直に聴くことはできなくなってしまった。

こんなブログを読んで確かに、などと思った人はまだニュースをしっかりと見る力がついていない。自殺の原因が本当に不倫だけだったのかなんて私が知るわけもなく、そんな奴が書いた記事で考えが変わるようではこれからもまたアホな顔してニュースを見てコロコロ考えをかえるハッピー野郎のままになっちゃうぞ。