子どもの詩「サイロ」
サイロは
六花亭が千秋庵だった頃の
経営者・小田豊四郎氏が
福島県郡山市の同業者が
発刊していた詩誌
『青い窓』に刺激を受け、
帯広にもこんな詩誌が
あればよいと考え、
十勝の教師たちと一緒に
発刊することにし、
現在六花亭が行っている
文化事業でもあり、
1960年から毎月発行され、
今年で64年目
十勝管内の小中学生が
投稿した詩を
編集スタッフが選考し
冊子としてまとめ
六花亭の店舗で
無料で配布されています
編集スタッフの一人、
フリーアナウンサー
五十嵐いおりさんの
オンラインサロンでも
2023年2月から7作品を
ほぼ5分ずつ使って
朗読しています
サイロには
子どもたちが
日々の暮らしの中で
心に浮かんだそのまんまが
本当に素直に
書かれています
大人になってしまった
自分には
決して思い浮かばない
表現の数々や出来事などが
自分の言葉で表現されており
オノマトペも言葉も
まんまなので
すぐさま
情景が浮かんできます
同じモノをみても
視点が違うだけで
捉え方がまったく違い、
はっとさせられたり
ほっこりしたり
微笑ましく感じたり
飾る事がない感性そのままの
心温まる作品が掲載され、
何度読んでも
飽きる事がありません
子どもたちの詩を
読んでいると
詩を書く、という事は
自ずと
周囲の状況を観察し
自分の気持ちに
まっすぐ向き合うことにも
繋がり、
言葉にする事で
自分を
俯瞰できるようになる、
という事がよくわかります
日本の、北海道の
四季折々の豊かな自然に
恵まれている子どもたち
可能性をいっぱい秘めた
子どもたち
心に
どんな感性を秘めて
これから
どんな詩を書くのか
楽しみです
今月は218篇の応募が
あったそうです
本州と違って
北海道の運動会は
6月に行われる事が多いので
今月は運動会の詩が
たくさん掲載されており
本番迄の心持ちや
当日の緊張感等が
生き生きと
書かれています
昨今、運動会は
縮小傾向にあるとか
子どもたちの感受性も
縮小されなけば
良いのですが
また、出前事業として
全校生徒14人の
足寄の小学校へ赴き
14名の作品が
掲載されています
足寄は
酪農が盛んな土地柄
その為
牛を題材にした作品が多く
日頃から家族のように
牛に接している様子に
ほのぼのしました
今月の表紙
「夏の日の思い出」
絵・ことば
真野正美
私が生まれ、
小学校低学年までを過ごした
大阪の湾岸工業地帯には
自然というものが
見当たらなかった。
それだけに、
夏休みに兄と泊まりにゆく
京都東山の母の実家は
別天地だ。
木漏れ日に揺れる
草花、小鳥、昆虫、
流水の瀬音と魚たち。
そして、そんな中で
夢中に遊んだ後の、
夕暮れの山の斜面に漂う
何かしら不思議な
気配やうごめきには、
畏怖の念に近いものさえ
抱いたりもした。
今こうして
「サイロ」に描き下ろす
道内の絵には、
あの頃の自分や
兄弟友達がいる。
まだ多くのものを
身にまとう前の、
無垢な感受性で
体得していた感覚や
手応えこそが
今の仕事の礎で、
少年期の自分を重ねずして
絵を描くことは難しい。
口頭詩
「口頭詩」は
就学前の子達が
発した言葉集
感性豊かな表現が
めんこかったり
ドキッとさせられたり・・
感性豊かな表現が
めんこかったり
ドキッとさせられたり・・
毎回心が
ほっこりします
お線香の匂いに
「ありがとうのにおいがするよ」って・・
なんて優しい子なんでしょう
3歳にしてこういう言葉を
発する子がいるのですね
サイロは
人気があるので
毎月10日を過ぎる頃には
無くなる可能性大です
今月号及び
バックナンバーは👇
リッチランド
日持ち
約60日間
特定原材料等28品目
乳成分、卵、小麦
原材料名
小麦粉、砂糖、
バター、チーズ、
卵、ラム酒/
膨張剤、クエン酸
「リッチランド」は
酪農王国十勝の
シンボルであり、
レンガ積みの
サイロを模った、
チーズサブレです
チーズが
結構しっかり入っており、
ほんのりとした砂糖の甘さと
チーズの塩気が口に広がり
ザクザクとした食感で
食べやすいです
パッケージには
児童詩誌「サイロ」に
掲載された作品が
抜粋掲載されています
自分の詩が
六花亭のパッケージになる
子ども達の喜んだ顔が
目に浮かびます
パッケージにする事を
考えた人は
どんな事をしたら
子供達が喜ぶか・・
その姿を
想像したのでしょうね
毎月2作品が
単品で売られています
一枚づつでも
購入できますが、
5枚セット等もあり
六花撰や
十勝日誌などの
詰め合わせ商品にも
含まれています
また、
ふるさと納税の
返礼品にもなっています
おまけ
7/9 4:50
日の出4:04
前日から+1
日の入19:15
全日から±0
⏫27度⏬18度
なりたい自分にちまけいで
7/9
年齢:58歳
BMI:22.3
昨日の歩数:7244歩
無事過ごせて感謝
今日のことば
「さっちゃんは
何にでもなれるよ」
「ん…??
お父さんもだよ?
お母さんもだよ?」
-こども-