今年は例年よりも
かなり寒暖の差が激しく
「寒暖差疲労」
ということばを
初めて聞きました
寒暖差疲労
急激な気温の変化に
自律神経の働きが乱れて、
体に疲労が蓄積されて
体調不良を引き起こす
現象
道外では通常
「花冷え」と言って
桜の咲く時期に
急に気温が低くなったり、
冷たい雨が降って
冷え込むらしいけれど
どうやら今年は
「花冷え」が遅く
しかもかなり寒暖差が
あったので
「寒暖差疲労」ということばが
登場したそう
北海道では
4月後半から桜が咲き始め
それを合図にするかのように
他の花たちも
次々と咲き始めます
立夏のこの時期、
ちょうど
ライラックが咲く季節に
北海道でも
本州の「花冷え」と
同じように
朝晩の寒暖差が
激しくなるので
北海道では
「花冷え」ではなく
「リラ冷え」と呼んでいます
今年のリラ冷えは
本当にとんでもなく寒かった
「リラ」=「ライラック」
札幌では
5月中旬から
見ごろをむかえる花
確かにリラ冷えだし
大通公園では
ライラックが見頃の筈
ということで
この日は
急遽予定変更になったので
久しぶりに大通公園を
テクテク散歩する事に
リラ(lilas)は
フランス語
英語名は
ライラック(lilac)
そもそもリラ冷えは
1960年位から
俳句で季語のように
使われており
それを北海道出身の
故 渡辺淳一氏が
「リラ冷えの街」
という小説で使った事から
一般に広まりました
色は大きく分けて3種類
色によって
花言葉が違います
紫のライラック
恋のめばえ
初恋
ピンクのライラック
思い出
白のライラック
若さ
無邪気
青春の喜び
テクテクしながら
桜とライラックのコラボに
目を瞪り
チューリップや
おっと、
鳩さんたちにも
会いました
創成川公園のライラックも
咲き始め
恒例のライラック祭りも
もうすぐ始まるらしいです
大通会場
5月15日(水)~26日(日)
① 5丁目
5月15日(水)~19日(日)
② 6・7丁目
5月15日(水)~26日(日)
リラ冷えも終わり
これから
11丁目の薔薇も咲き始め
6月22日からは
花フェスタも始まり
色づく大通公園になり
テクテク散歩が
楽しい季節になります
おまけ
今日のことば
花は優しい。
見る人を慰めて
何も見返りを求めない。
-美輪明宏-