ちひろ 花の画集
出版社
講談社エディトリアル
発売日
2009/2/26
言語
日本語
ハードカバー
108ページ
定価
2096円
ISBN-13
978-4062146937
色とりどりの
花を中心として描いた
画集
感想
今年1月に
窓際のトットちゃん
続 窓際のトットちゃんを読み
ちひろさんを
思い出していたところ、
3月4日
「ちびまる子ちゃん」の
主人公「まる子」の声の
TARAKOさんが亡くなり
この間の24日が
TARAKOさんの
最後の収録作品の
放送でした
何を隠そう、
「ちびまる子ちゃん」を画いた
さくらももこさんは
ちひろさんが大好きで、
高校入学時のお祝いには
鞄ではなくて
「ちひろの作品集なら
一生の宝物になるから
ちひろの作品集が欲しい」
と言って
ちひろさんの作品集を
買ってもらった事や
ちひろ愛に溢れた解説を
巻末に載せていたのを
思い出し、再読
以前は漠然と好きだとしか
思わなかったけれど
年月が経った今、
アート書道の久美先生や
アートの本を読むにつれ
こぞって、
どんなところが好きなのかを
言葉にする事が大事だとの事
なので
改めてじっくり観ると
自分は
ぼかしたような
淡く滲んだ輪郭や、
色を足すばかりではなく
余白の使い方が美しい事、
それに
ふんわりとしながらも
描かれている
ヒトモノの持つ可憐さや
生命力、包容力をも
感じさせるところが
好きなんだなぁと
思いました
この画集も然り、
ところどころに
ちひろさんの言葉が
入っており、
そのことばも心に響きます
「いまの日本から失われた
いろいろなやさしさや美しさを
描こうと思っています」
確かに想いは充分に
伝わってきます
ちひろと一茶
出版社
信濃毎日新聞社
発売日
2009/3/1
言語
日本語
単行本(ソフトカバー)
1417ページ
定価
1760円
ISBN-13
978-4784071043
小さきものや
子どもへの
優しいまなざしや
ふるさとの信州など
ちひろさんの絵50点と
一茶の俳句112句
感想
絵が先
句が後
生きていた時代が違うのに
まるで
お互いに相談しながら
かいたような
俳句と絵
一茶もちひろさんも
この世に存在する
小さいモノ、子どもに
時には親目線で
寄り添うように
時には
同じ子ども目線で
ジャンルは違えど
同じ目線で
それが呼応しているのが
素晴らしい
後半の
大好きなちひろさんの絵と
一茶の俳句の
バーチャル対談も
まるで同じ空間にいて
実際に対談しているようで
充分楽しめました
2013年
自分への
誕生日プレゼントとして買った
ちひろ 花の画集
ちひろと一茶
この度初めて
ちひろさんの略歴を
見ましたが
ちひろさんの絵は
ちひろさんの絵は
21歳の時に書家を
目指したらしいです
お習字をやっている人は
既に気づいていたかも
しれないけれど
その時に覚えた墨のぼかし方がちひろさんの絵のヒントに
なっているんじゃないかな、と
思いましたがどうでしょう
そもそも自分が
ちひろさんに魅かれるのは
前述の通り、
ちひろさんが
自分の好きな「ぼかし」を
使っているからなのかも、
自分の好きな「ぼかし」を
使っているからなのかも、
とそれもまた
今回の気づきでした
色のついた作品も
華やかで
楽しそうだったり
子どもたちや動物の
心の様子がわかりやすく
ほのぼのするし
好きです
でもやっぱり自分は
水墨画のような
黒の濃淡で描かれた絵に
心惹かれるのですよね
来年またまた
銀座で作品展があります
ちひろさんが
描いている絵は
お習字の
半紙や筆と違うので
同じようには
書けないけれど
自分の作品作りに
何かしらヒントになるかなぁ
徹子さんや
ももこさん等など
自分達一般人の中でも
いろんな人と繋がっている
ちひろさんの世界に
久し振りにどっぷり浸り
幸せな時間を過ごせて
感謝
新たな目標
ちひろ美術館に行く事
おまけ
3/26 6:26
日の出5:27 -2
日の入17:54 +1
昼の長さ12h26m +3
⏫5度⏬-1度晴れ
なりたい自分にちまけいで
3/27
体内年齢:56歳
BMI:22.3
昨日の歩数:1136歩
無事過ごせて感謝
今日のことば
生みし子は、
授かりものでも、
我がものでもない・・・
預かりし尊き命
慈しみ、尚慈しみ、
その身も心も
お育てすることが肝要
-阿朱-