子どもの詩「サイロ」
投稿した詩を
編集スタッフが選考し
冊子として
まとめたもの
六花亭が行っている
文化事業でもあり、
1960年から
毎月発行され、
今年で63年目
六花亭の店舗で
無料で配布され
編集スタッフの一人、
フリーアナウンサー
五十嵐いおりさんの
オンラインサロンでも
2023年2月から7作品を
ほぼ5分ずつ使って
朗読しています
「サイロ」には
子どもたちが
日々の暮らしの中で
心に浮かんだそのまんまが
本当に素直に
書かれています
大人になってしまった
自分には
決して思い浮かばない
表現の数々や
出来事などが
自分の言葉で表現されており
オノマトペも言葉も
まんまなので
すぐさま
情景が浮かんできます
同じモノをみても
視点が違うだけで
捉え方がまったく違い、
はっとさせられたり
ほっこりしたり
微笑ましく感じたり
飾る事がない感性そのままの
心温まる作品が掲載され、
何度読んでも
飽きる事がありません
可能性をいっぱい秘めた
子どもたち
「誌」を書くという意識が
あるのとないのでは
自分や周囲に対する気づきが
自ずと違ってくるのだと
思います
「はかなくてこうかいしたズボン」
おきにいりになって
よごしたくないから
いっかいしかはかなくて
一年たってはいたら
小さくてはけなかったズボン・・
大人でも
高かったから・・
勿体ないから・・
と言って買ったはいいけれど
使わなくて保管だけしてある
数々のモノ
服に限らず
モノは全て使う為に買ったハズ・・
買ったモノは
使わないと後悔するよ、
という事を教えてくれているようです
そして
今月のリッチランドにも
選ばれた「おでん」
作者の宗佑君は
おでんの中で好きな具は
大根だけれど
必ずしも皆の好きなのは
大根じゃない事を知った時
絶対におでんが一番美味しい
と主張する訳でもなく
人それぞれの考え方が
あるという事を
ちゃんと客観視できている所が
素晴らしいと思います
日本の、北海道の
四季折々の豊かな自然に
恵まれている子どもたち
心に
どんな感性を秘めているのか
これからも楽しみです
今月の表紙
絵・ことば
真野正美
「サイロ」表紙絵を
描き続けていつのまにか
150枚を通過した。
毎月切れ間なく
締め切りに追われると、
間に合わせ的にでも
なんとか絞り出すという感覚に
陥りがちだ。
本来なら
しっかり自分の感受精で
現場に触れ、
想像力で温めて、
そこからじっくりと
技術を生して
表現するものだ。
そんな訳で、
ここは深呼吸するように
現場に触れたいと、
函館スケッチ旅に
出ることにした。
私の取材は
とにかく心のアンテナの
むくままを逍遥し、
琴線に触れれば
10B鉛筆で荒いスケッチと
細部を記録する写真を撮るのが
基本。
幸いなことに、
今と過去がまじりあった街で
暮らしの匂いを
呼吸しながらいくつかの
エスキースはできた。
まずは本誌には
眼下を路面電車が駆け抜ける
ナナカマドの坂を選択し、
時間をかけて仕上げてみた。
※北海道で
一番古い珈琲やさんの美鈴珈琲が
車体に描かれてます
口頭詩
「口頭詩」は
就学前の子達が
発した言葉集
感性豊かな表現が
めんこかったり
ドキッとさせられたり・・
毎回心が
ほっこりします
傍で聞いている大人も
思わず微笑んでいる様子が
目に浮かびます
サイロ・・
人気があるので
毎月10日を過ぎる頃には
無くなる可能性大です
今月号及び
バックナンバーは👇
リッチランド
日持ち
約60日間
特定原材料等28品目
乳成分、卵、小麦
原材料名
小麦粉、砂糖、バター、チーズ、
卵、ラム酒/膨張剤、クエン酸
「リッチランド」は
酪農王国・
十勝のシンボルである
レンガ積みの
サイロを模った、
チーズサブレ
チーズが
結構しっかり入っており、
ほんのりとした砂糖の甘さと
チーズの塩気が口に広がり
ザクザクとした食感で
食べやすいです
個包装の
リッチランドの
パッケージは
サイロに掲載された詩が
印刷されています
自分の詩が
お菓子の袋になる
喜んだ顔が
目に浮かびます
パッケージにする事を
考えた人は
どんな事をしたら
子供達が喜ぶか・・
その姿を
想像したのでしょうね
毎月2作品が
単品で売られています
一枚づつでも
購入できますが、
5枚セット等もあり
六花撰や
十勝日誌などの
詰め合わせ商品にも
含まれています
また、ふるさと納税の
返礼品にもなっています
おまけ
日の出7:05 -1
日の入16:17 +1
昼の長さ9h11ｍ +1
1℃
-6℃
なりたい自分にちまけいで
1/9
体内年齢：56歳
BMI：22.3
昨日の歩数：7421歩
無事過ごせて感謝
今日のことば
子供を不幸にする
一番確実な方法は何か。
それをあなた方は
知っているだろうか。
それはいつでも何でも
手にいれられるように
してやることだ。
-ジャン・ジャック・ルソー-