出版社 

幻冬舎 (2009/9/30)

第1刷発行

2009/9/30

第38刷発行

009/9/30

言語 

 日本語

新書

182ページ

価格

814円

ISBN-13 

 978-4344981447

 

概要

第1章

-「興味がない」と

物事を避けることが多い-

 

脳が最初に

情報を受け取る脳神経細胞は、

生まれながらにして

その一つ一つが

本能を持っている

 

脳の本能とは・・

生きたい

知りたい

仲間になりたい

これらに沿って

脳を働かせれば、
脳の機能は上昇する

 

「これ好き!」
とか
「タメになる!」
とか思った事は、
知りたいの本能をくすぐり、
脳の機能を上昇させる

 

興味を持つことは

脳を働かせるためには必要

 

興味がなければ

脳は働かない


第2章

-「嫌だ」「疲れた」とグチをいう-

 

グチを言うと

脳がマイナス思考になり、

 

マイナス思考になると

何をするにも億劫に

 

脳は好きなもので

機能が上がるので

苦手だと思った事は

避けるのではなく

興味を持ってチャレンジする


「この課題をやることで、

何か新しい発見があるかも」
とか、
「この仕事の依頼は、

自分を頼ってくれてる証拠だ」

 

というように

考え方を積極的にするだけでも

脳が活かされる

 

どうすれば

少しでも好きになれるかを

考えながら

前向きに捉える


第3章

-言われたことをコツコツやる-

 

言われた事をコツコツやる、

というのは

脳の達成率を上げ、

集中してことを成し遂げるには

間違っている

 

言われた事だけをするのではなく

「自分がやるからには

もっと良くしてやろう」と

「自分から」というスタンスが

重要

 

「自分からやる」という

主体性を持って、

考えたり行動したりしないと

脳は機能しない

 

「どうしたらいい?」と

意見を持たせる言い方が大切

 


第4章

-常に効率を考えている-

 

効率良く物事を進めて行くことも

大事だが

「必要な無駄」もある


   4日経ってから

改めて物事を考えてみると良い


第5章

-やりたくないのに

我慢して勉強する-

 

やりたくないと思えば

脳の働きは鈍くなる


   しかし、

やりたくなくても

やらなければならない時もある


第6章

-スポーツや絵などの

趣味がない-

 

脳のパフォーマンスを

十分上げる為には

空間認知脳を鍛える事が必要

 

これは脳の働きに関わり、

身体のバランスを保っていると

正確にものが見え、

思考力が発揮できるので

 

 スポーツをしたり

絵を描いたり

姿勢を良くしたり、

日常で行う事が大事


第7章

-めったに人をほめない-

 

脳を働かせるためには

嬉しそうに人を褒める
 

褒められる

👇

自分が認められる

+

相手が喜んでくれる

 

他者が喜んでくれている、

という気持ちが

脳に刺激を与える

 

本

 

理解力、思考力、記憶力---

どれも最初の感情によって

そのパフォーマンスが

左右される

 

何のために勉強するのか、

何のために

会社で働いているのか

気持ちを込めて言葉にし、

相手と目的を

共有することが、

考えや心を伝えるための

鍵なのです

 

 「平等」という概念は、

ときに間違いを含みます。

チャンスが平等であることが

望ましいのは

間違いありませんが、

人を伸ばすには、

「違いを認めて

一人ひとりに全力投球する」

という考え方が必要です

 

感想

「記憶装置をつかさどる

海馬回は

”短期記憶中枢”なので、

人間の記憶は

忘れやすくできているもの」

 

手元に残している本は

自分にとって

大事だと思う本にも関わらず

”短期記憶中枢”と加齢のお陰で

内容をすっかり忘れている本が

結構あり、

この本もその内の一冊ぼけー

 

初読から現在迄

数十年

 

その間に

自己啓発本や

マネジメントの本を読んだり

NLPの講座に行ったりしたので

 

少なくとも数十年前よりは

知識がついたらしく

 

ブロックを外す・・

マイナスの感情は持たない・・

プラス思考で考える・・

捉え方を変える・・

相手に意見を持たせる・・

など等

今迄知り得た事と

リンクしている事が多く、

 

知ってる事でも

脳の仕組みを説明しながらの

日常のあるあるを交えながらなので

すぅ~っと納得

 

面白かったのが

オリンピック選手に対しての

アドバイス

 

「ゴールを意識した瞬間

集中が途切れる」というのは

 

やりきる前に

「出来た」と思うのと同じで

脳にとっては否定語であり、

行動にストップを

かけてしまうということらしい

 

「本を一回読むだけでは

学んだ事が活かせない」

 

耳が痛いショック

 

何回も読む為には

手持ちの本は

少ない方が良いって事・・

 

 

 おまけ

9/1 5:29

日の出4:58 +1

 日の入18:11 -1

昼の長さ13h12m -3

 アップ27度ダウン25度雨

 

大谷クン

 

エンゼルス10-8フィリーズ

30日(日本時間31日)

8試合ぶりに

「3番・DH」で出場

4打数1安打1打点

 

なりたい自分にちまけいでラブラブ

 

9/1 体内年齢:55歳

 BMI:21.0

昨日の歩数:7148歩足跡

無事過ごせて感謝ありがと

 

 

    
今日の格言
自分の心に浮かぶことを
すべて話すようになると、
「おばさん」になる。
無意識のたれ流し。
フロイトが指摘したように
人は様々なことを考えるが、
そのうち何を話すべきか
凛とした選択ができるのが
「いい女」である。
-茂木健一郎-