晴れだけど、
風が強く、体感気温が低い中、
ほぼ一か月振りの寄席は、
珍しく中央区ではなく、
東区・・
しかも松尾ジンギスカン。。
店内に入ると
今は高値のジンギスカンの香りが
鼻孔をくすぐるのでした。。
前座の橘家かな文さん。
演目が「夜鷹の野ざらし」
普通は前座でやる演目ではないらしく、
師匠の粋な計らいで決まった、
と、次の扇さんが話してました。。
師匠の信頼があるのですね。
ちょっぴり噛み噛みだったけど、
わかりやすくて良かった~
二番手は女性の林家扇さん。
まくらで話してたご自身の事。。
恵庭出身で28歳とか、
落語で使う江戸っ子言葉が
日常でも出るとか・・
聞いてると面白いけど、
本人は大変なんだろうな・・
前半の最期は
待望の橘家文蔵師匠。。
「試し酒」
5升のお酒を
飲むシーンが見もの。。
まるで本当に
その場で飲んでいて、
一升ずつ飲み干していく内に、
飲んでいる本人の良い加減も微妙に違って、
その演技力にただただ見つめるばかり
しわぶき一つ聞こえてこない会場。。
仕草に見どころあり。。
落語の面白さを
改めて感じさせてくれました。。
後半のジャグリングは
平成29年度「花形演芸大賞」で金賞受賞の
ストレート松浦さん。。
汗だくになった顔を
クマさんのタオルで拭き拭き、
とことん
観客を喜ばせよう、
笑わせようとしてくれて・・
その気持ちが十分伝わりましたよ![]()
願いは叶う・・
と言って、
パイロンを二本の棒で交互に
勢いよく叩き続けたところ・・
浮かびました、
あの大きなパイロンが・・
空中に浮かんだのです![]()
種も仕掛けもなく。。
前から二列目で見てたから
間違いなく確か![]()
会場皆が
「浮かぶ」という気持ちになってたのも
大きな要因かな。。
拍手喝采![]()
我が家の近所の中学校出身で
帰りもお店の外までお見送りしてくれて・・
好感度大の青年でした![]()

トリは師匠の「天災」
八五郎と心学の先生の
すっとこな問答。。
天がもたらした災いを「天災」という。
人に水をかけられても、
瓦が屋根から落ちてきても
それらは天がそうさせたのだと思って
諦めなさい。
そうすれば、
人と諍いをすることが自然と無くなる。。
と心学の先生は八五郎に話してます。
誰の所為でもないから、
「どうしてそうなったか」よりも
「どうしたらいいのか」を考えなさい、
という事かな。。
勝手に解釈してます(笑)
落語噺は笑いありだけど
色々考えさせられる。。
そこが良い![]()
だから好き![]()
笑い笑いで
大盛況に終わった第1回つながり寄席。
ジンギスカンを食べながらの懇親会は、
時間が合わずやむを得ず不参加。。
去り難かった~![]()
大きな会場ではなく、
演者さんの唾や汗を見れる(笑)
こういうこじんまりした会場が良いなぁ。。
大御所もこじんまり会場・・
ムリなのはわかってるけど、
来てくれると嬉しいなぁ。。
又1ヶ月頑張ろ~
なりたい自分にちまけいで![]()

