隣に恋人がいる。
その中で私は首を切った。
生温かい血液がだらだらと出ている。
呼吸が少しずつ小さくなる。
彼に抱かれながら
大好きだよ
と何度もお互い言い合う。
彼が自分も、と言って同じことをしようとするが、首を横に振る。
そうしてるうちに瞼が重くなり、頭の中が真っ白になっていく。
大好きといいながら目の前が真っ暗になった。
目が覚める。体は動かない。
あぁ、死んだんだ。
彼は動かない私の体を強く抱きしめて泣いている。
泣かないで、大丈夫だよ。
声は出ないけど何度も彼に言った。
もう一度目が覚める。
息、している。
隣には彼が寝息を立てている。
彼が目を覚ました。
また、お風呂入らず寝ちゃったね。
と笑ってまた眠った。
私も笑って、そして泣いていた。
涙が止まらなかった。
最近、何を言われても、何が起こっても、何も感情が動かなかった。
自殺
正直そんなことを何回も考えていた。
もう自分の未来とか、どうでもいいって考えていた。
でも本当はそうじゃなかったんだね。
生きたかったんだ。
死にたくて、でも生きたいんだ。
夢と彼が教えてくれた。