ノンペイン★ノンゲイン -2ページ目

同級生

鷹山凌駕

そいつは
本当にオレに
とっては最悪な
存在である
と感じた


というのは
単純に
奴はオレより
遥かにボクシングに
長けていたからだ

素人のオレでも
一目でわかった
鷹山のアップの
シャドーが既に
オレと次元が
違ったからだ

二年生の
水野先輩に聞くと
実家が
ボクシングジムを
やっているらしく

地元では
有名らしい




とはいっても
共にまだ一年

オレは直ぐには
スパーリングは
しないと思っており
スパーリングする
時までには鷹山に
追いついている
計画を勝手に
妄想していた…


が入部初日に
都田監督が
スパーリングを
一年と二年で
トーナメント形式
にてやると
言い始めた…

「おい…待てよ
こっちは素人だよ」


焦るオレ


がもちろん試合は
始まった


幸いなことに
オレは鷹山とは
違うブロック。

決勝まで
行かないと
当たらない。

決勝まで行きゃ
アピールにもなる
と思ったオレは
密かに喜んでいた


(ちなみにオレの
階級はプロで
言うミドル級で
日本ボクシン
グ協会の最大階級)





が初戦の
オレの相手は
二年生の水野さんに
決まった

よりによって
二年…。
けど勝つ
自信はあった
なんとなく…笑

そして初めての
バンテージを
手に巻き
初めてのマウスピース
初めてのヘッドギア
初めてのグローブを
装着し初めて
リングに立ち

オレにとっての
初めての
ゴングがなった…。




fin

自信…。

高校一年の春

そいつはいきなり
オレの前に現れた

そしてオレは驚愕
していた

そいつの全てに…。




オレは高校入学と
同時にボクシング部
に入部した。

というのも、元々
体力には自信があり
前々から興味があったからだ



ちなみにオレの住んでる
福岡県ってとこは
ボクシングの激戦区
としても有名


しかし、ボクシングの事を
まだよく知らないオレには
変な自信があった。
県大会で、そして
インターハイで

優勝する自信が…。





が、その自信は
入部初日に

コナゴナにされた。

オレと同じくして
入部してきた

鷹山 凌駕っつう男によって…。





fin