以前担当していた統合失調症の患者さんが
【患者様のご紹介(個人情報はふせています】
里帰り出産
産後の軽うつ症状から患者さんの希望で
再度訪問看護の依頼がみこに
入り、退院後訪問を再開しました。
「子どもに触りたくない」・・・
ある日の訪問時に、彼女が言い出しました💦
キタ━━━━💦
恐れていた言葉が!!!!!
心では引きつる顔バリバリの私💦
しかし、「そんな感情はあっていい」
そう思い彼女に伝えました。
授乳の間隔から
1か月は2~3時間の細切れ睡眠となるため、
疲労感と睡眠不足から、うつ傾向は悪化しやすく
統合失調症の症状も増強する可能性が高い・・・・
ただ、このまま放置しては
母児ともの健康は守れません
みこ動きました!!!!!!!!!
まずは睡眠の確保
①ご両親に協力していただき、日/1回4時間の塾睡眠
時間を確保。
⓶主治医から不眠時の眠剤処方を、乳児が一番長く寝る
時間を把握し、その時間帯に内服。
⓷彼女の感情をけっして否定せず傾聴。
➃最悪の事態に備えて、乳児院の確保
(住所福祉課担当者へ連絡し支援を依頼)
⑤養育の不安点を挙げてもらい、ひとつひとつ
解決方法をいっしょに考え・それらにそった
「養育パンフレット」を作成し、患者さん・ご家族用
2冊用意し説明。緊急時連絡方法なども作成しました。
結果、
2週間ほどで、睡眠が安定してとれるようになり
疲労感は軽減。
午前0~4時までまとめて母児とも寝れるサイクルへ。
乳腺炎の心配時は臨時婦人科受診や
定期精神科受診もご自身で対応、連絡し受診をされ
なんと、1か月検診で母児とも健康との診断
自信がついた彼女は
以降、養育の拒否なく精神症状もなくすごすことが
でき、産後1か月半で自宅へ帰宅予定となりました
みこは自宅管轄の訪問看護師への今後のケアリスク
支援方法の引継ぎ連絡・書類作成、
福祉課への支援継続依頼をし
いよいよ、最終日😢・・・・・
わが孫と娘との別れの時のように
離れがたい瞬間💦
そして彼女から、「みこさん、ライン交換できませんか?」
と慕ってくれている発言が
しかし、現役訪問看護師は患者さまとの私的な関係は
取れません、そしてなにより
患者さんの自宅管轄の訪問看護師との関係性を構築
していかなければなりません。
涙をのんで笑顔でやんわりお断りし、帰省時は
ステーションに会いに来てとお伝えしました
命のバトン💛💛💛
本当に看護師をしていて良かったと
感動をいつも患者様から与えていただく瞬間でした
彼女とご家族に幸あれ
訪問帰りの車中で祈るみこでした
その時の夕日・・・
一生忘れません
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