【いい感じの自分】
みこです
私の精神科の担当患者様で、
ある統合失調症で30年闘病生活、ひとり暮らしの方がいます。
しかしここ10年、入院歴はなく
「いい感じの自分」をなが~く自宅で維持している✨
なぜ、いい感じを保てるのか
そのヒントを紐解きます
ポイント1
調子がわるくなるパターン・キーワード
を自分で知っている。
患者様のパターン・キーワード
*いじめから発病→
人間関係のトラブルやストレス
*疲れ
*不規則な生活
ポイント2
元気を失いそうなサイン・引き金を
自分で理解している。
患者様のサイン
*指をくるくる回す
*不眠
*表情の硬さ
ポイント3
いい感じの自分になれる方法がある。
患者様の方法
*音楽を聴く
*必要以上に人と会わない
*内服時間を調整する
*訪問看護師に相談・
客観的に観察してもらう→
悪化時は訪問看護師が主治医へ相談。
ポイント4
自分の専門家は自分だと理解している。
患者様の意識
*権利と責任が自分にはあると
わかっている。
*内服は可能な限りは自己管理をする。
*使える支援・権利を相談員と共有し使う。
ポイント5
生命維持困難な状態になるまえに
サインを事前に対処する。
対処方法を支援者と共有しておく
*サインが出現したら、事前に決めておいた
対処方法を行う。
*症状がおさまらないときは
訪問看護へ電話連絡(24H対応可能)
、対処方法を相談する
*そもそも
普段から、患者様が症状悪化を防止する
生活を送ることで、ほぼ重症化しないで
過ごすことが出来る。
こうして、ひとり暮らしでも
安全に生活をされています。
もちろんこの患者さんは、病状を
一人でこれらすべてをしようと
していません。
何故なら、彼は以下を長い闘病生活のなかで
自分に取り入れてきました。
「人は一人では生きれない」
「障害者も健常者も、みな助け合い生きて
いる」
症状と戦わない、助けがいるときは
適切に支援を受ける。
2~3月/1回の通院
週/1回訪問看護による病状観察・療養相談
2~3ケ月/1回 生活支援相談員との面談
を重ね、うまく支援を利用し生活されてます。
(注*病状・発達段階・経過により
公式ラインご登録特典
プレゼントとして
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統合失調症をもちながら
回復→安定→就職→結婚
→出産予定
自分の見たい未来を創造した実話をぜひ手にとってご覧ください🙇
(注・患者さまの個人を特定する情報は伏せて公開しています。)