私はこの人ほど熱心なサッカーファンを見たことが無い。

素人サッカーファンでこの人に夢中な読者は、この世におそらく私しかいないのだが、よくモチベーションを保てるなあと思う。私もこの人に憧れて、馬鹿なミーハー共に向けてブログに3件ほど持論を書き上げたのだが、誰も見てくれる気配が無いから飽きてしまった(もしかしたら不定期に書くことはあるかもしれないが)。当初有ったモチベーションが急落してしまったのである。

しかし、こんな私のように、彼にはブログをやめてほしくない。理由は、私が心から共感できるほぼ唯一のサッカージャーナリストだから、だけでは無い。この人のブログは日本サッカー界で最も重要な資料になり得るからである。

私のように変なサッカーファンたちが彼のブログをいつか読んでくれることを願っている。少しずつでも彼や私と同じような考えを持つ人間たちのコミュニティが広がってくれたら、と思う。本物の歴史を語り告いでいくことは一サッカーファンとしての使命だ。

私自身、ブログのモチベーション維持は出来なかったが、反応がすぐに伺えるヤフコメやYouTubeのコメ欄では、彼の知識を借りながらずっと訴え続けている。100人の内3人でも良い。少しでも歴史と現実を知っている人間を増やしたいからだ。

最近では(中国戦直後サウジアラビア戦前の話)日本対中国の日本の凄さ、その試合の長友と酒井、森保に対する評価のおかしさを訴えてきた。案の定の青ポチ率だったが。青ポチの割には全く反論されない。ミーハー達が周りの風潮で適当に評価ボタンを押しているからだ。

サウジアラビア戦後、長友に対する手のひら返し記事とコメントが目立った。「中国戦のときの長友とは別人のようだった。批判するときはして、褒めるときは褒める。サウジアラビア戦のときは褒められる内容だったから手のひら返しであろうとみんな褒めてる。サポーターがおかしかったわけではない。

こうやって良いときと悪いときではっきり反応を変えれるようになったのは日本サッカーファンのレベルが着々と進歩してきている何よりの証拠だと思う。」(かなりの赤ポチ率)

これには思わず「は?」と声が出てしまった。自分らの手のひら返しは自分たちの見る目が上がってる証拠、などとほざいて美談しているのである。信じられない。素直に自分たちのレベルが低いことを認めろ、と思う。

そもそもの話中国戦の長友はトラップの乱れが少々あったくらいで、これと言ったミスをしていない。

攻撃時に前線に走り出すタイミングは全体的によかったし、守備時は相手に正面を向けさせないようにサッと詰めに入っててほぼ完封していた。個人的には、及第点以上どころか寧ろ最高に近いパフォーマンスだったと思う。この記事を読んでいる人間は今すぐあの試合をフルで見返してほしい。私の記事に辿り着く人間ならばヤフコメ民が如何におかしなことを言っていたかが分かるだろう。


話を少し戻すが、今回の長友ら日本代表の件以外にもたくさんおかしさを訴えてきている。日本人にベルギーリーグ舐められすぎ問題、久保の凄さ理解されてない問題、酒井の凄さ理解されてない問題、プレミアリーグの審判団がサッカーの本当の魅力を思い出させてくれてることに気づいてない人間が多すぎ問題、

私はJKT〜(名前長いので中略)さんからの知識の伝授としては奥寺さんの凄さや、日本サッカーファンがペップとクロップの戦術しか興味を示してくれない状況のヤバさについて何度も語ってきた。


少しずつでもいい。持論を持ってフラットな視点でサッカーを見れるファンが増えることを切に願う。