世界情勢を現状のまま継続するのか。それともストップをかけるのか。民意の判断で情勢は一変するかもしれない。もし、トランプが大統領に返り咲いたならば、パレスチナやウクライナ戦争はどうなるのだろうか。どう判断すればいいのか、現時点で結論が出せない。仮定の推測はできても、気の重い情勢判断しかできない。

 奇抜な発想から言えば、ロシアにおいて軍隊に反乱が起こるかもしれない確率である。あるいは戦争反対の民衆運動が勃発する可能性である。こうしたことが起こらなければ、プーチン時代は更に継続されるということだろう。現状維持に終わるのか、これはロシア国民が考えるしかない。他国民があれこれ言ってみても、なんの権限もないわけだから、所詮水の泡だ!

 一方、トランプがバイデンを退けたならば、トランプはロシアを電撃訪問して、プーチンにウクライナ戦争を止めさせようとするだろう。何も解決しないまま現状を固定化させるに違いない。また、EUの保守層に働きかけて、移民制限のナショナリズムを推し進める。当然、アメリカはメキシコとの国境線を強化して、越境移民を制限することは間違いない。問題は、こうした政策転換で世界経済がどのような影響を受けるかである。中国たいしては、もし、台湾に武力侵攻をするようなことがあれば、中国への核攻撃に躊躇しないと脅しをかけるかもしれない。

 まあなんです。いろんなことが想定されるが、一体にどのような選択を国民がするのか。今年は重要な岐路にさしかかっている。果たして、どうなっていくのでしょうか?