ドイツやイギリスからの戦車の支援があると聞かされているが、この新型戦車が前線に届いているのか、まずこれが分からない。搬送中という報道もあるが、どうもよく分からない内にウクライナ軍が追い込まれているようだ。

 アメリカのバイデン大統領よりも機会あるごとにテレビに登場するプーチン大統領の方が元気そうに見える。要するに今後のウクライナ戦争がどうなっていくのか、これが世界経済の動向を左右するから気になって仕方がない。ワグネルだけで勝てるわけがないのに気勢を上げて戦果を誇示しているのがワグネルグループというのも奇妙な現象だ。

 3月下旬から4月にかけて何らかの情勢変化が出てこなければ、膠着したまま泥沼化していく可能性がある。もし、ウクライナ軍が一気にクリミア半島を奪還すれば、勝敗がつくかもしれない。NATO諸国に支援された戦車隊が、どの戦場に現れて戦局を大回転させるのか、春から夏にかけての大一番かもしれない。