自然は美しいものだが、実に恐ろしいものである。子供や老人に至るまで惨い地震被害だ。呵責なき自然の仕打ちだ。善良な無辜の民を瓦礫で埋もれさせた。自然よ、神よ。汝は何を考えているのか。人類に人々に災害をもたらして恥としないのかといいたい。万物の創始者としての神は地に落ちたとしか言いようがない。自然は偉大で美しい姿を見せているが、夜叉、悪鬼の顔を持っているということである。ただただ自然に拝跪するしか方法はないのか。地震というエネルギーは底知れない力だ。トルコの現状は同じく地震国である日本の迫りくる災害の姿かもしれない。瓦礫を背負って呆然としているトルコ人の様子を見ていると、明日の自分かもしれないという思いに駆られた。亡くなられた方々のご冥福を心より祈りたい。