洗脳とマインドコントロール

 

 

 

 

 

マインドコントロールを受けている人たちに、「あなたは洗脳されている」などと言うと、「私たちは拷問も監禁もされていない、洗脳などされていない」と、すぐに反論されます。たしかに、マインドコントロールと洗脳とは違います。

 

 

洗脳は、暴力的な方法を使った強制的な思想改造です。

 

監禁、脅迫、飢餓、暴力、強姦、薬物など、ひどい虐待方法を使います。その中で、優しく接したり、受け入れやすい要求を少しずつ出しながら、思想を変えていくのです。このような方法が成功するときもありますが、一般的には、普通の環境に戻れば思想も元に戻ることが多いようです。

 

 

 

私たちの社会で、このような虐待を行えば、犯罪です。

 

 

 

これに対して、マインドコントロールはもっとソフトで巧妙な方法です。現在の法律では、マインドコントロールの方法自体を罰することは難しいでしょう。

 

 

しかし、マインドコントロールされた人たちは、洗脳の場合よりもずっと長期にわたって影響を受け続けるのです。

 

 なお、マインドコントロール問題に関心のある弁護士さん達は、将来的にはマインドコントロールの犯罪性を法的にも確立させたいとお考えのようです。

 

 

 

 

 

 

実際に本当に、洗脳のが溶けやすいようだ。その集団から離れると比較的、素直に目が覚める。

 

でも、マインドコントロールは、その集団から離れても、心は変わらないようだ。それは、自分から強く求めて行っている場合が多いからだそうだ。