

こんばんは。
〜アトリエ咲季〜
お花の作家JUNKOです。
今日、関東はかなり強い雨風が吹き荒れましたね!警報が出ていたとニュースで見て驚きました☔被害が出たそうで心配です・・
京都は、昨夜が雨風強く、日中はよく晴れて暑くなりました。
庭の花達も気温が上がると、お水が欲しいだろうなぁ。
たっぷりの水分が必要なので、
いつもいっぱいお水をあげるように気を付けています
ところで、庭やプランターではお花にはお水を撒きますよね。
〈 フラワーアレンジメントの場合はどうするの? 〉
お花を茎の途中で切って作るフラワーアレンジメント。根から水分を吸収できない(・・;)!
お水はどうするのでしょうか?
今日は、フラワーアレンジメントを長持ちさせる正しい吸水方法を書いてみようと思います。
案外「知らなかった!」と言われることが多いのですが、
実はあるポイントを押さえるだけで、生花を長く楽しめるんですよ🎵
〈 フラワーアレンジメントのお水の土台 〉
本来、根から水分を吸収する植物を茎の途中で切って、
茎をフローラルフォームというスポンジに挿して、
キレイな形に作り上げて行くというものになります。
私自身、初めてフラワーアレンジメントの教室に行った時に、
''フローラルフォーム''というフラワーアレンジメントに使うスポンジがあることを知りました。
有名なものが''オアシス''と言われるものですが、
オアシスは、フローラルフォームの中の1商品名です。
このフローラルフォームにまずお水を十分に吸わせて、
お花はそこからお水を吸い上げて美しい姿を保って行くというわけです。
〈 フローラルフォームにお水を十分吸収させるには 〉
フローラルフォームはスポンジなので
お水に浸して水分を吸わせるのですが、
実は『決まりの使い方』があり、
この使い方こそが、お花にしっかりお水を吸わせられるかどうかに
影響するポイントなんです。
〈 フローラルフォームへの吸水方法 〉
①大きめのバケツや洗面器などにお水をいっぱい入れます。
②そのお水の中、上からそっとフローラルフォームを置きます。
③徐々にフローラルフォームがお水の中に沈んで行き、
じわじわとお土産を吸い込んで、フローラルフォームの薄い緑色が濃く変わります。
④しばらくお水に浸けて、十分に吸水させてから、
フローラルフォームを水から、引き上げ、
使う花器に合わせてカットしながら使って行きます
フローラルフォームには、白いものやカラーのものもあります。
以上、とってもシンプルですよね🎵
〈 失敗しやすい間違った吸水 〉
フローラルフォームをお水に浸けた時、
深めのバケツなどしっかりお水を入れられる容器だと良いのですが、
もし浅い洗面器などで、フローラルフォームが半分くらいしか浸けられなくて、吸水が十分できない時、
上からお水をかければ良いかーと思いませんか?
実は違うのです。
上からお水をかけると、一見スポンジの色が濃くなりしっかり吸水できたように見えます。
でもフラワーフォームの中は、お水が行き渡らず、スカスカな状態になっています。
これでは、お花を挿した時に
吸い上げるお水が足りないことになり、お花のもちが悪くなってしまいます。
''フラワーフォームの上からお水をかけてはいけない。''
これがとっても大事なポイントです💡
ちなみに、手で強く水の中に押し込んで沈めることも
一見吸水されているように見えるんですが、実は内側は十分に吸水できないので
それもしてはいけないことになります。
〈 大切なのは、完全にフローラルフォームが沈むまで待つこと 〉
これが正しいフローラルフォームに見つけ0時0分たっぷり含ませる基本的なやり方です。
かくいう私も、フラワーアレンジメント教室に通いたての頃、
吸水準備の際、バケツにフォームを浸けてお水が足りないように思った時、
初心者の生徒さんと蛇口をひねってフォームの上からお水をかけようとして他の先輩生徒さんから、慌てて止められました。
「ダメよー!上からかけちゃ。」
そうだった。
先生から、フォームは時間をかけて沈める、水道のお水を上から直接かけてはダメ、と教わっててんですね。
分かっていたようで、うっかり忘れてしまってました。
基本のキなので、
これは、しっかり守らないといけないなぁと痛感した出来事でした。
〈 まとめ 〉
今日はフラワーアレンジメントを始めたい方へ、
正しくお花に吸水させてあげるポイントを書いてみました。
お花のアレンジメントやお花の楽しさに出会う前の私は、
買ってくるお花の咲き具合や鮮度ばかりを気にしがちだったのですが、
実は地味な部分でお花を枯れやすくしてしまっていたのだなぁと
昔はもったいないことをしていたなと思います。(^_^;)
だからこそ、美しいお花を長持ちさせるコツの1つである
フローラルフォームの扱い方を記事にしてみました。
慣れないうちは手間に感じても、
お花を大切に守るためにも、
基本のやり方はやっぱりとても重要だったりしますね。
参考になれば嬉しいです。
ぜひ一緒にお花のある生活を楽しみましょう🎵
また、生花のアレンジメントの他、
手のかからないプリザーブドフラワーのアレンジメントなども作っています。
季節ごとに楽しめる作品をご用意していますので、よろしければオンラインショップを覗いてみて下さいね🎵
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