おはようございます。

晴れていると気持ちも晴れます😌

それでは最終回,書いていきます。

 

 

 

フィリピン(最終回)

 

 

2日間も滞在しているとこっちの生活や風景に慣れてくる。

穏やかな空気。

 

3日目がスタートした。

今日は少しフィリピンの歴史を勉強しよう。

 

ガイドの人に連れて行ってもらい,いろいろ探索したよ^ ^

 

 

     “サンペドロ要塞″ってとこ👀

 

 

   昔の女王的なポジションにいた人の衣装👸

 

 

    (おまけ)Mくん登場,会食w

 

 

 

日本と同様,他の国にも同じように過去があって,

歴史を受け継いできたのだと実感する。

 

今 自分らだけが生きているのだと錯覚するけれど,

世界中の人々が同じ“トキ”を過ごしている。

 

 

 

 

実は車で歴史的な場所を周回中,現地の人が僕らに寄って

来ることが多々あった。

 

日本人に限らず,外人はお金を持ってると思ってるのだろう。

寄って来るのがほぼ子供。赤ちゃんを抱えている子もいた。

 

 

この旅を通して一番書きたかったことがこれだ。

 

 

「貧困」問題。世界のリアル。

 

旅は楽しい,だがこういった事も現実に起きている。

お金をねだられた経験は今まで無かったからどうしていいのか分からない。

 

向こうの子供もこちらに同情を求めて来る。

悲しい顔をし,抱えた赤ちゃんをこちらに見せて来る。何も喋らず。

私たちはとても貧しい生活をしているの,そう伝えたいのか。

 

この国には“チップ″という文化がある。

できれば少しでもチップをあげたかった。

 

あげりゃいいじゃん,ケチだな。

そう思う方もいるかもしれないが,1人だけにあげる事はできない。

 

当たり前だが,1人にお金をあげた瞬間,皆寄って来る。

知ってる?フィリピンって子供の割合がすごい高いんだ。日本と逆。

きれいな人口ピラミッドの形をした国。

 

だからせいぜい持っていたフルーツを渡すことしか出来なかった。

※現地の人にお金を渡す行為自体 違法らしい。現地の警察に見つかれば逮捕されるそう。

 

聞いた話だと他の国でもこう言った事が起きている。

例えばインド,自ら自分の体を痛みつけ(足を切断等),

惨めな姿を晒してお金をねだる人もいるそう。辛いな。。

 

半心 同情もするが,半心 他にやる事があるんじゃないかと思う。

貧しい現状を打破するために,行動するとか。

 

ガイドさんに聞いてみたら教えてくれた。

フィリピンって国には暗黙のカースト制度がある。

A,B,C の3つあるという。

 

A ‥同国の中ではちゃんとした職を持った裕福な人たち。

  (航空会社,ホテルマン など)

 

B ‥同国の中ではある程度の職を持て,普通に生活が出来る人たち。

 (タクシー運転手,今回のガイドさんもここの部類に入るそう)

 

C ‥同国の中では職を持てず,貧しい暮らしをしている人たち。

   (同国のほとんどの人がこの部類)

 

 

「私も日本語が話せるから仕事があって“B”にいる事ができるの。」

「ほんと“C”の人たちがかわいそう。」

 

 

心に刺さった。

まず,仕事がない。制度がない。

 

世界の実業家の方がよく貧しい人たちに多額の寄付をしているのはこれだからか。

今,何もできない自分の無力さを感じる。

 

旅の最後,世界の現実を見せつけられた。

ガイドさんとも最後,感謝の言葉を言い合ってお別れした。

 

 

 

 

帰国後,楽しい思い出と共に3人で帰宅。

帰宅最中に思う。

 

道がきれいに舗装させている,交通マナーがちゃんと定まっている,クラクションが少ない,窃盗も少ない,

雨が染みてこない家に住めている,蛇口をひねれば水が飲める,食べ物・物で溢れている。。

 

まず日本で「餓死しました」なんて聞いた事がない。

ちゃんと国からも生活保護が出るし,国も国民を最低限死なせないような取り組みを実施している。

※残念ながら自殺者は減らないが,,

 

今,世界中 大変な事になっているが,まずこれを大前提に考える。

すごい安全な国に住んでいる事を忘れてはいけない。

 

最後になるが,大切な事を教えてくれる旅になった🇵🇭

 

政府を批判するのも時に大事かもしれないが,まず自分の行動を変えて行こう。

大体現状に満足いかない時は自分の中に原因がある。それを皆 国のせいに“しすぎる”。

 

僕はまだ22歳のガキです,生意気ながら持論を語らせていただきました。

世界がもっと良くなっていく事を期待しています。

 

日本の静岡県から。

 

2019. 8  けん