ゴールデンウィークを家で過して、掃除や片付けに精を出しています。でも、今日は11時から見逃せない映画がBSで放送されました。大森立嗣監督の<日日是好日>です。初めて観たのは2020年9月でした。黒木華の好演が印象的でした。

 

原作の森下典子<日日是好日 お茶が教えてくれた15のしあわせ>も、その後直ぐに読んだものです。今日も映画の一つ一つのシーンを改めて新鮮な気持ちで味わいました。巡る季節の中で自然に触れながら生活することの貴重さを改めて感じました。

 

(当時の感想は2020年9月21日、10月11日の拙ブログを参照下さい)

 

段々雲が厚くなり、雨の気配を感じながら午後の散歩に出ました。公園でも図書館でも親子連れが休日をゆっくり楽しんでいる様子が微笑ましかったです。身内の幼児と少年がしっかり手を繋ぎながらお出掛けしている写真がLINEで送られて来ました。

 

伊集院静<それでも前に進む>を読んでいて、最後の無頼派と言われた筆者の、人々と身の回りの自然に向ける眼差しの深さが心に沁みました。静氏とは同い年です。季節の巡りも様々な人との出会いも、もっと味わえたのにとの思いを強くしています。