<ブラタモリ>がこの3月に終了した後に地理・地学系番組として期待するのは<ジオ・ジャパン 絶景100の旅>です。今夜のNHKBSでは、朝夕に眺めている丹沢山地の成り立ちが、CGを多用して解説されていました。

 

丹沢山地は、フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界に長く伸びた海嶺が大陸プレートへ沈み込むことにより、海底火山により生じた島が日本列島に衝突して生まれたのです。その標高が上昇したのは続いて伊豆半島が衝突したためだそうです。

 

丹沢山地に珊瑚礁の化石や枕状溶岩由来の岩石が見られることは知っていましたが、何と大月市街の北にあるあの岩殿山が、丹沢山地形成の際に列島との間に存在した浅い海で出来た礫岩が押し上げられて出来た山だということを今夜教えられました。

 

また寒さが戻って来ました。今日の援農は何時雨が降り出してもよいようにホウレン草の収穫を早めに終えました。その後は温室で樽栽培のキュウリの植付け準備です。そして予報通り霧雨が降り出したのは正午で、気象学の進歩に感心したところです。