政治倫理審査会のやり取りを聞いたり、文藝春秋3月号掲載の「派閥とカネ」を巡る萩生田光一、加藤勝信、武田良太の鼎談を含め様々な情報発信を読んだり、政局の動向は日々チェックしています。年初から政治に何か起こるかと見ていたけれど、結局状況は不透明なまま令和6年度予算の成立が確実になりました。

 

国民の憤懣は醸成されてはいるものの、大きな政治運動のうねりにならないのが日本の現状です。野党勢力には、政治資金の出入りが不透明な政権与党を批判するだけでなく、国民の支持が得られる確固とした政権構想を示して欲しいものです。

 

そんな政治情勢でも、庶民は社会や家庭を支えるために真摯に働いています。それに比べて、スキャンダルを暴くことに狂奔し、些事をセンセーショナルにあげつらう、マスメディアや知識人の劣化は目を覆うばかりです。オピニオン・リーダーが存在しないのです。若い人がテレビや新聞に目を向けないのも頷けます。

 

政局の混迷が続く間も、国際情勢や国内事情は不確実性が増すばかりです。ここは、何が起こっても大丈夫なように、体力、気力が衰えないようにしなければなりません。歳を重ねて世の中のお荷物にならないように健康に留意することも大事です。