吉祥寺の桜
東京は駒込の六義園から東京メトロ本駒込方面に歩いていくとお寺がたくさんありますが、そのうちの一つ吉祥寺に桜を昨日見に行ってきました。あの人気のオサレタウン吉祥寺には吉祥寺というお寺はなく、こちらのお寺が街が名前の由来となっているんだそうです。考えたこともなかった（笑）
元々は今の水道橋近くにあった吉祥寺（曹洞宗諏訪山吉祥寺）の門前町が、江戸の明暦の大火により焼失し、焼け出された人々が武蔵野市東部に移り住み新田開発を進めたのですが、その新田に愛着のあった吉祥寺の名をつけ吉祥寺村としたのが始まりなんだとか。明暦の大火では焼失を逃れたお寺でしたが、その後の江戸大火により現在の駒込に移転したのだそうです。
清潔感のある比較的こじんまりとしたお寺ですが、枝垂桜もソメイヨシノも満開でそれは見事な咲きっぷり。六義園からは少し歩くせいか日曜日だというのに人も少なく、穴場的な感じでお花見が出来ました。
