天国は、いかにして成されていくのでしょうか。

 「真の父母」を中心とした所から、理想的な歴史の出発、新しい文化の出発、新しい愛の出発が起こるのであり、新しい人生の出発、新しい家庭の出発、新しい国家の出発、新しい世界の出発が起こるのであり、天国と神様の愛の出発が起こるのです。

 この「真の父母」という言葉が、今まで知っていたそのような内容の言葉ではないことを、皆さんは知るべきです。このような後世と関係を結ぶため、国も滅び、個人も滅び、家庭も……。それゆえ、この位置は、数多くの、数億数千万の犠牲の祭物の血が訴えている位置であるということを、皆さんは知るべきなのです。

 聖書には、アベルがカインに殺されて血を流すことによって、天に讒訴したと出ています。そのような歴史を全部解怨成就することができる立場は、この立場しかないのです。

 そのような使命を受け継いで、そのような驚くべき蕩減の道を、まっすぐにするために集まった群れがどのような群れかというと、正に皆さんです。それを本当に知るようになれば、自分の生命がどうだ、自分がどうだという不平は、千回死んでも、夢にも言えないのです。

 本来、神様の創造理想とは何かというと、「真の父母」の名前を通じて天国の王国と、地上の王国を成すことです。これを知るべきです。「真の父母」の名前をもたずには、地上天国と天上天国が生まれません。今日、キリスト教徒たちに「イエス様は神様の愛する長子であり、息子なのにもかかわらず、なぜ天国に行けず、楽園に行っているのか」と聞いてみると、答えられないのです。
 
 天上天国と地上天国は、「真の父母」の完成と愛の基盤を通じてのみ成されるということです。霊界に行って王国を統一するのは、「真の父母」の使命であって、他の人の使命ではありません。イエス様は「真の父母」になれなかったので、楽園に行っているのです。

 
                 (天聖経 P253~254より)

 
 「真の父母」が歴史の出発点になります。
 「真の父母」を迎えることなしに、神様を中心とした理想世界を実現することはできません。
 我々も真の父母になれるよう努力しなければなりませんが、その前提として、まず人類の真の父母が顕現し、勝利されなければなりません。




















          
 



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