真の人間とは、いかなる人間なのでしょうか。

 神様にとって最も必要なものとは何かが問題です。神様を何と言いますか。神様は、真の愛の王であり主人です。もしも、真の愛の王であり新郎であられる方が神様ならば、相対者になる王妃が必要だということが絶対的原理なのです。

 それでは、神様という絶対的なお方の前に、真の愛の相対になることができる方は誰なのかと尋ねてみると、それは真の人間です。それが神様の愛と一体になるアダムとエバだったのです。

 皆さんは、お金を必要とし、知識を必要とし、権力を必要としますが、妻がいなければすべて無駄なことです。夫は妻が必要であり、子女が必要です。妻は夫が必要であり、子女が必要なのです。そのような愛の対象が暮らす場所が家庭という所です。

 良心の欲望をいっぱいに満たし得る愛の主体である神様に侍り、その神様の愛の相対である男性と女性が一つになり、その愛の中で息子、娘をもち、幸せに暮らせるその家庭が、神様の真の愛を中心とした地上天国の最初の出発基地にならなければならないのです。

 私たち人間も、愛する対象が自分より何千万倍、無限大の価値ある存在として現れるのを願うのと同じように、神様も自分の愛する相対が無限の価値ある存在になることを願われるのです。そのような人が真の人間なのです。

 皆さん!そのような男性と女性が、正に堕落しないで完成しなければならないアダムとエバだったという事実を知りませんでした。

 
                 (天聖経 P575より)

 
 人間が、無限の価値ある存在になることを神様は願われています。
 創造目的を果たしたときに、そのような存在になることができるはずです。
 堕落によって失ってしまった本来の姿を、復帰しつつあるのが人類歴史です。
 神様が本来願われていた理想の実現に向かって前進しましょう。



















          
 



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