何度目…だろう( ̄^ ̄)シッ彡☆



7-ELEVENに煙草を買いに出た………ら


人殺しの道具を腰に下げた若い男が俺を止めた…


ワザワザ…パトカーを停めて…



そしたら……助手席の顔見知りの警官が


「あっ……その人は良いんだ(о´∀`о)」



…官権と顔見知り……って………どうよ?



若い…何時だってチャンスが有れば腰の物騒なモノをブッ放したいに違い無い(偏見)であろう男は…

…チョット不満げ(偏見)に……先輩に従った。



「いつものアレですか?

 お気をつけて(о´∀`о)」


官権が俺の『徘徊』を容認……って(( ̄^ ̄)…



俺の高貴な徘徊行為を


「いつものアレ」呼わばりしやがって(( `Δ´)!



と怒る素振りも見せずに


「ご苦労様(о´∀`о)」と……同じ笑顔で返す。



俺も随分と大人に成ったもんだ…

(とっくに爺ィだろ(。-_-))



煙草じゃない…何かもっと素敵なモノを吸ってるように…見えた……のかも(* ̄∇ ̄*)



何せ………ズット『サロメ』のことを考えながら徘徊していたのだ(≧▽≦)


然も、主演は『戸川純』様である。



妙にニヤついて居たかも(///∇///)



コレを贈って来た弟子は……一番古株だ。


高校生の頃から教えている。

今は…確か……40過ぎたか?


25年以上も俺の奴隷❌(…本音が)弟子をやってるほどの馬……良いヤツだ(* ̄∇ ̄*)



俺の趣味(性癖)を、知り尽くしていやがる…



次に逢ったら褒めてやろうヾ(*≧∀≦)ノ゙




この足首は……(///∇///)見事な太さである💫



『完璧な幼児体型』💥💖💞❣️



『サロメ』は…こうでなくてはならない!



妖艶な眼差し……に卑猥な唇…


………なのに


それを裏切るような『完璧な幼児体型』



『ニンフェット』で『ロリータ』の『サロメ』とは


処女の娼婦であり


淫乱な修道女…であるべきだ🔥






完璧である💕


其処が……三島由紀夫が折角…日夏耿之介訳で『サロメ』を…然もあの『岸田今日子』を主演に据えながら………間違えてしまった肝である。


言い切ってますが

三島演出…断片しか知りませんm(。_。)m



比べるようなモンじゃないから……(* ̄∇ ̄*)


で……とりあえず



小説版の『サロメ』を仕上げることにした。


勿論、戸川純様を念頭に置いて……である。




『新釈 サロメ』


(試案1『戸川純様バージン❌バージョン』)







サロメはバルコニーに逃げた。



『あの……纏わり付くような御義父様の眼



 その眼差し…


 嫌悪に違い無い…のに……

 ………私にも…御母様の 血が



 嗚呼……嫌だ


 

 どうして、こんなにも…』




思いの外 火照る身奥に戸惑い



夜風と月の灯りに 暫く身を晒し 


 冷やそうとする




惷々(しゅんしゅん)として…

…冷え切らぬ己が身を………………呪っていた…



と……その時



地獄の咆哮の如き……


なのに………確信に満ちた聲(こえ)が…



「何?………誰?」



数人の衛兵達が、茄茶々(カチャカチャ)と剣を鳴らしながら走るのが視えた。



『あの先頭の兵士は…』



先日、通りすがりに…


微笑み掛けた…だけで


滑稽なほど、耳を朱く染めていた若い兵士……



思わず、脇のスロープを駈け降り


その若い兵士を追っていた。




「此処は………地下牢?」



つい……嚥(こえ)に出したことに驚く


…と



「あ………姫様……このような処に…は……」



あの若い兵士は…


……文字通り…尸泥藻泥(しどろもどろ)……



ただ戸惑って居る。



其処に、また、


あの聲!



「淫乱女!恥を知れ!」


「恥知らずの淫ら雌め!」


「夫を裏切り、己が欲望を果たす

 淫乱雌のヘロディアめが!」



母への暴言(でも…事実……よね………)を繰り返す




「誰なの?」


指先まで朱に染めて

戸惑うしかない若い兵士に問く(きく)



「…ヨカナーン…であります、洗礼者……の」




洗礼者ヨカナーン………


聞いたこと……は…ある。



救世主に洗礼を施した預言者………聖人?



「逢いたいわ」



「!………と、とんでもございません


 罪人なのです…」



彼は、この若い兵士は…



ヨカナーンを……罪人…とは思っていない?




微笑み掛ける




此処では…この土地では…この国…では



私が微笑んで…叶わなかったことなど………無い





若い兵士が…御咒御咒(おずおず)


…道をあける。




格子から覗き込むと…



…月灯りに照らされた異様な眼差し……と…


自身を揺るぎ無く信ずる……容貌………全て



「……獣(けだもの)の娘か!


 ソドムの娘………吾を視るな!



 穢らわしい血を受け継ぎし娘め!」




『こんな…男…なんて…知らない………』





どうして……どうして……??




……疼く………




初めて………この男を……欲しい…と



……思ってしまった………







『サロメ ヨカナーンとの迎合』


続く



          茹先炊(じょせんすい)