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山粧う(よそおう)秋


今年はなんとも中途半端な秋だった……というより、地球の気分に『四季』がズッと戸惑っているような年だった……か…


なのに、冬は来るんだぁ……



となると、『季語』は追い付けない。


『山粧う』や『山眠る』が、素直に秋や冬を表せなく成って来たなら


『山』は……焦ったり、戸惑ったり、躊躇ったり


みたいなことを色々やってみたが、別に季語の改変や破壊を画策しているつもりは、あまり無い(少しは有るんだ(≧▽≦))


そもそも『季語』自体に明確なアイデンティティーを与えたつもりも無い。


季節を感じるなら別に『季語』どうこう関係無いし

季語の研究………なんかする暇が有るなら一句でも多く詠む。


読書や音楽同様…『量』が全てを超えるのは自明だからだ。


………まあ…そうなんだから反論は受け付けない。





『冬隣』…と

 『冬御近所』の差違が、今年は……




山眠る?

  そんな素直に眠れる?この冬




山痩る

 熊すら住めず眠られず




山呆れ返る

  紅葉始めに、雪化粧






  茹先炊(じょせんすい)