荻浦 茹先炊(じょせんすい)徘徊師さんのプロフィールページ

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目覚めると…秋



朝だけはチャンと秋



振り向くと……夏かよ



名残をわざわざ夏残りと書いて……消す




 荻原 井泉水に


われ一口

 犬一口の

パンがおしまい


勝手に師匠扱いしているが、五万と居る師匠の一人であることは間違いない。


俳句を表現の手段と捉え規制から自由であろうとした事は、ハッキリ言って…時代背景を考慮しても???だが……


言葉……日本語のバイタリティーを体現した事は事実だ。


然も、90過ぎ迄生きた。


別に長生きしたいワケでも無いが、生きている内は全てを楽しみたい。


楽しみは多く永く味わいたい。


『日本語』の可能性は最高の楽しみを与えてくれている。


現在唯一の象形文字(中国はその価値を放棄した)であり、漢字、平仮名、片仮名どころか他国言語を文脈に当然のように取り込み表現出来る言葉を他に知らない……知らないだけだが…


別にアカデミズムに楯突いてるワケでも無いが表現の手段としては充分だ。


…で井泉水である。


表現されたモノを評価する徒労なんかマッピラだが…井泉水の句は好きだ。


充分である。好きだから……



時々こうして『好き』を確認する。


ありとあらゆる事に必要な態度であろう……




    茹先炊