中学受験終了してしばらく経ちます。
受験最中はわからないことだらけ。
でも、終了してから時間が経ち、
全体を見通せるようになりました。
忘れてしまったことも多いですが、
今だからわかることなど、
書いていけたらなと思います。
家の中のかたづけをしていたら、
数年前のものですが、娘の模試の偏差値が出てきました。
6年1学期の同じくらいの時期に受けた4科目の偏差値です。模試の比較の対象になれば。
- サピックスオープン 43
- 合不合 50
- アタックテスト 62
- 首都模試 70
(外部模試は6年になってから受け始めました。慣れない試験なのと、カリキュラムがまだ終わっていない状況で受けたので、外部模試は低くなっています。)
サピックスオープン
アタックテストと比べて、20も偏差値が低く出ました
栄光の子がサピックスオープンを受けると、見たことのない偏差値が出ますが、そこは絶対に気にしない(特に、親が)
娘の頃の最難関ゼミは、サピックスオープンが必須でしたので、絶対歯がたたないだろ~と思いながらもしぶしぶ受けました。(ゼミの中でも一番下のクラスでしたので
)
サピックスの校舎で受けるので、完全アウェー
お弁当を持って、午前午後通しの試験
午前のAタイプの試験は、知識の定着をはかるもの。わかりそうなものを探して受ける感じ。
午後のBタイプの試験は、思考力・記述力をはかるもの。栄光で習っていないところがいっぱい出た&演習問題もまだやっていないなか受けたので、Bは惨敗でした
栄光の子がサピックスオープンを受けたあとは、メンタルケアが必須です。出来なくて当然です。
「アウェーでもよくがんばったね」
って、褒めてあげてください
栄光の子が、無理めなサピックスオープンを受ける意味って、試験慣れもありますが、
本番は、この試験を受けたメンバーと戦うこと。
本番は、こんな問題が出ること。
そのために、ゼミをやっていること。
を気付かせるためなのかな~って思いました。
普段ぬるーい環境にいる子たちばっかりなので、この厳しい試験を経て、受験生の自覚を持たせたい、という先生方の思惑もあるのかな??
合不合テスト
四谷大塚の合不合テストは、難関ゼミの子に必須の試験です。
難関ゼミ対象校の学校を志望する子がたくさん受ける試験なので、ここの偏差値が一番参考になります。
合不合で出た問題はしっかり解き直ししましょう。
上で書いた偏差値は、1学期のものなので低めですが、2学期以降は、58~60くらいに上がってきました。カリキュラムが終了したので、他塾に追い付いた感じです。
2学期以降の偏差値は、合不合とアタックが同じくらいでした。
合不合 58~60
アタックテスト 56~65(ジェットコースターのようでした)
首都模試
首都模試は、サピックスオープンでズタボロになった娘のメンタルを回復させるために受けました。
見たことない偏差値70なんてのが出ます。
やればできるじゃん
って褒めてあげたら、大喜びでしたよ~
一方、高2息子は、首都模試60前後の学校に通っていますが、外部模試は、首都模試しか受けませんでした。
6年秋に、合不合も受けたほうがいいか悩みましたが、そんな時期に慣れない試験を受けるよりも、慣れた試験で穴を見つけ、対策したほうが良いと判断し、やめました。
首都模試は、中堅・下位の学校に必須な試験です。
首都模試約55以下の学校の偏差値が正しく出ます。
(合不合ではこの偏差値帯の母集団が少なすぎて、参考になりません。)
また、中堅・下位校の入試問題は、首都模試に近いものが出ます。
どの模試を受けるかの目安
我が家の実感としては、
首都模試60以下の学校でしたら、首都模試だけで十分でした。
首都模試60以上の学校を受ける子は、合不合テスト。
合不合60以上の学校を受ける子は、サピックスオープン。
「みんなが受けてるからうちも受けないと不安」になる必要はなく、
志望校の母集団の多い模試を受けていれば、大丈夫です。