中学受験終了してしばらく経ちます。
受験最中はわからないことだらけ。
でも、終了してから時間が経ち、全体を見通せるようになりました。
忘れてしまったことも多いですが、今だからわかることなど、書いていけたらなと思います。
娘は、世間的には「お嬢様学校」と言われる大学附属の学校に通っております。
伝統的女子校は、自由型か?管理型か?
前回の続きです。
そして、入学後。
「今日宿題ないの?」
「ないよー」
「小テストとかないの?」
「ないよー」
「基礎英語毎日やるんじゃないの?」
「授業であんまり使わないからやらなくても大丈夫」
定期テスト前
「ノート提出とかないの?」
「ないよー」
定期テスト後
「解き直ししなくていいの?」
「先生はやっておきましょうって言ってるけど提出しなくていいから(やらない)」
課題として出しておきますが、提出しなくてもいいですってものが多いです。
(うちの娘は、強制でないものはなかなかやりません)
しかし、
テストは難しいのです。
英語はNewTreasure、数学は体系数学を使っています。幾何はいきなり図形の移動や回転から始まってビビりました
毎日の宿題はありませんが、テスト当日に問題集提出があります。難しいのが何十ページも
- 娘は、定期テスト前は、この問題集に時間を取られ、他の教科の勉強になかなか手をつけられません
(それならさー、毎日1ページずつでも宿題にしてくれればいいのに)
小テストはたまにありますが、「小」って量じゃありません。
英語の単語テストなんかは、A4プリント両面にびっしり書かれた量から出題されます。
- 娘は、直前にならないとやらないので、到底全部覚えられません。毎回、うろ覚えでテストするのでスペルミス多い
(それならさー、毎回授業の始めに少しずつでも小テストしてくれればいいのに)
しかし、中2になって、英語が一週間ごとの宿題を出してくれるようになりました
タブレット上での学習で、テンポ良く勉強できるようになりました
でも………
2学期以降、それがなくなりました。
タブレット上でいつでも勉強出来ますが、強制じゃありません、と。
後日、保護者会でそのことについて説明が。
「我が校は自主性を重んじる学校です。
強制されてやる勉強は意味がありません。
なぜ勉強しないといけないのか、自分で気付かないといけません。
自分から進んでやる勉強にこそ意味があるのです。」
やっと、自主性の意味がわかりましたよ。
娘の学校は、完全な自由型の学校でした。
こう書くと、まるで大学附属の学校は勉強してないみたいな感じに受け取られてしまいそうですが、
そうではありません。
理科や社会など、中学でそこまでやる!?ってくらい専門的で深ーい内容までやります。古典なんかはオリジナルテキストで初めから長文をやります。
大学受験がない分、暗記の知識ではなく、なぜそうなるのか自分で考える学習をします。
また、毎日の宿題がない分、思う存分部活に打ち込めます。娘は、部活を2つ掛け持ちしています。
習い事も両立してます。
のんびりマイペースな娘は、
この学校で良かった
と、満足しております。
でも親としての本音では………
早く問題集やっときなさいって言ったでしょ!ってテストのたびに怒ってます
宿題出してくれたほうが楽
結論
管理型のほうが、親は楽です