中学受験終了してしばらく経ちます。
受験最中はわからないことだらけ。
でも、終了してから時間が経ち、全体を見通せるようになりました。
忘れてしまったことも多いですが、今だからわかることなど、書いていけたらなと思います。
息子は、世間の評判では、いわゆる管理型と呼ばれる学校に通っています。
管理型だと、
「古すぎる」「学校生活つまらないんじゃないか?」「厳しすぎて落ちこぼれるんじゃないか?」
とか
「指示待ち人間になってしまうのでは?」
といった心配がありました。
はっきり言って、いいイメージはありませんでした。
ですから、学校選びの際、できれば自由な学校でのびのび生活させてあげたいと思っていました。
しかし、小学校で学級崩壊を味わった息子は、
- 常にワサワサした雰囲気はストレスがたまるかもしれない。むしろ、秩序が保たれているほうが安心して学校生活が送れそうな気がする。ちょっかいを出されたときにきちんと相手を注意してくれるような学校のほうがいい。
- 勉強も、言われないとやらないから、厳しいほうがいい。
と、自分で今の学校を選びました。
実際入学してみると、
- 落ち着いて生活できて楽。
- 先生がすごくよく見てくれているので、先生と仲が良い。
- 提出物が多いけど、その分苦手な教科もがんばっているところを評価してくれる。
- 英語の宿題や小テストが多いけど、英検のとき対策しなくても受かる。
- 勉強の速度が速いけど、高2の今、大学受験に向けて有利な気がすると気づいた。
- 全てが厳しいわけではなく、生徒たちからの提案で高校生のスマホ使用がOKになったり、文化祭や体育祭に関しては自由にやらせてもらえて、ものすごく盛り上がってたり。
今の学校で良かったと言っています。
あくまで息子の主観ですが……
また、親にとっていいことも。
勉強の管理を学校がしてくれるので、
「勉強しなくていいの!?宿題は!?」
といちいち怒らなくていいこと
ただ、他の子にとっては窮屈な学校だと感じているかもしれません。
自分のペースでやりたい子は、学校に反発してしまうかもしれません。
すべての管理型の学校が良いと言うわけではなく、威圧的な学校、理不尽な学校もあるかもしれません。
今回は、息子視点の良い点だけを書きましたが、もちろん良くないこともあります。
思えば、まだ小さい頃、児童館に連れていっても、みんなが元気に遊ぶ中、すみっこでブロックしてるような子でした。
そして、元気な子が突っ込んできて壊されて、泣いて帰ることがたびたび……
「自由でのびのび」がストレスになる子もいるんだなと、我が子を通じて気付くことができました。