パンズ・ラビリンス
監督: ギレルモ・デル・トロ
ファンタジーと言っても、ファンタジー部分は思っている以上に少ない。
そして、決して明るい話がどこかにあるわけでもなく、最後まで暗い。
いうなれば、ダークファンタジーの世界。
上の二点の写真を見てのとおり、おどおどしく、そして暗い。
唯一映像的にも明るく、未来を演出できているのは、王と出会えた迷宮のシーン。
オトギバナシは、かまきり、妖精、像、アーチ、そして迷路・・・。
ものもしい軍隊、独裁政権の続く自由無き時代。
でっかいだんごむし、特大の蛙、パンという山羊人間。
小道具は、 あざ 白墨 砂時計 かぎ・・・。
いろんなアイテムをキーにするオブジェクトストーリー。
1944年のスペイン。
軍隊とゲリラの内戦の中、暗い現実と迷宮の狭間で、いじわるにも3つの試練を与えられるオフェリア。
暴力的な暗いファシズムの現実の中、怯える女の子、怯える女たち、戦う反政府ゲリラ。
人間はどのように生きていくのか?何を求めて生きていくのか?
この映画に出てくるファンタジーは、現実なのか?それとも、この女の子が現実逃避し作り出した虚構なのか?
現実と虚構のパラレルワールドの中視聴者は引き込まれる。
とはいえ、あくまでメインは現代。
魔法の王国のシーンがメインではないところが、普通のファンタジーとは違う
政府とゲリラの戦いは、もちろん意味をもたない。
無意味な戦いだ。
戦いなので拷問まがいのシーンもある。
とてもよくできている映画で、最後まで休まずに見れます。
アカデミー賞三部門、撮影賞、美術賞 メイクアップ賞
PG-12
パンズラビリンズとは、牧神の迷宮の意味。
監督: ギレルモ・デル・トロ
出演: イバナ・バケロ, ダグ・ジョーンズ, セルジ・ロペス, マリベル・ベルドゥ
形式: Color, Dolby, DTS Stereo, Limited Edition, Subtitled, Widescreen
リージョンコード: 2
画面サイズ: 1.78:1
ディスク枚数: 2
販売元: アミューズソフトエンタテインメント
DVD発売日: 2008/03/26
時間: 124 分

