今回も主人公視点で話を進めます
親友との距離感に悩む私に、気になる子が出来た
すれ違いざまに視界にチラつくコルネヘアー
でも何を話して良いか分からない😭
調べてみると色んな「共通しない点」が見つかった
素朴な顔立ちの彼
「顔立ちがキツい」と言われ続けた私
冬至生まれの彼
夏至生まれの私
我慢強い彼(忍耐強い性格)
本音が直ぐに顔に出てしまう私(飾らない性格)
両親やお兄ちゃんに可愛がられている末っ子な彼
最初から1人ぼっちの私
此処まで真逆の相手も珍しい
ただ何を話せば良いのやら…という感じで
こんな遣り取りが、少なくとも5日は続いた…側から見れば私は少年に近付く不審者Σ(・□・;)
今まで上手く人間関係を築けなかった私
この国に来てから出来た友達とも適当な距離感を見つけられなくて「(今回も)失敗したかも」と考えている私
私のヘタレ具合に拍車が掛かっていた
それでも目で追う事は辞められなかった
そんな中で迎えた誕生日🎂
親友と呼べる友達が居ても
お祝いはセルフで…結局お昼に市場でサンドウィッチ🥪を買い噴水広場で食べた⛲️
親友に断られた足で向かった先は彼の家
何と朝食の時間🥞にバッティング…
ご両親の誕生日祝いを同時開催🎊
既婚のお兄さん2人は共に16日生まれらしい
長年一緒にお祝いし合っていたのかも…「今日は○○の誕生日だね」と声を掛け合う夫妻の姿は何とも微笑ましかった
彼のパパ:フィンさんは、彼のママ:ルル氏より少し歳上らしい
「家族団欒て良いなぁ」と羨ましくなった
「普段以上にご機嫌さんだし、嫌な顔はされないはず大丈夫」と勇気を出して声を掛けてみた
ただの挨拶
でも私の中では大きな一歩だった
翌日
いそいそとダンジョンへ入ろうとする私に
彼が挨拶してくれた
お手振りが可愛くてキュンとした😍
翌日
今度は世間話
そして翌日
名ばかりの親友が去った日に、
初めて本当の意味での友達が出来た