WWE NXT Takeover Brooklyn

スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー×ジョニー・ガルガーノ&トマソ・チャンパ;NXTタッグ王座戦


あざとさ、巧さ、確実さをテンポ良く見せるリバイバル。このタッグ王座の存在感と対極にはブロマンス要素を秘めたエモーションなガルガノ&チャンパ。最後までアイデアフルな好勝負。☆4.25

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 ゴングなってから決着の瞬間まで、見ている者の期待値の1.5倍のポイントをチャリんチャリんと稼いでくるタッグ王座戦。リバイバルの2人はテンポ良いタッグワークの中で不意に入る間の抜け方の楽しさが最後までアイデアフルで驚きです。対するタッグチームにインディ代表のガルガノとチャンパ。CWCの試合も記憶に新しい中、そこで生まれたブロマンス的な信頼性のあるエモーショナルなタッグとなっている。試合自体タイトな印象のあるシーンもいくつかあるものの、そこで!そこで!と思える期待値を1.5倍のセンス。特に最後の畳み掛けるような脚攻めは必見でした。好勝負。☆4.25



 

WWE NXT Takeover The End

スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー×チャド・ケーブル&ジェイソン・ジョーダン;NXTタッグ王座戦


正統派にして正統派のWWE育成のタッグチームによる凝縮されたタッグ王座戦。ケチをつけるならば、ハイスタッカート的なテンポの速さが、コンタクトの威力伝達の弱さか。好勝負。☆4

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 WWEのいわばプロレス専門学校的なパフォーマンスの教授を受けた2チームは理想的かつ彼らの独自色をもって昇華されたlことが大変喜ばしいです。躍動に次ぐ躍動、そして狭いところにクッと入り込んでくる攻防が楽しかったです。しかしながら攻防のテンポが速く、さらに技と技に対してのフェイズ性でない平等性のあるチョイスゆえに総括したときのエネルギーは感じられますが、個々のフラッシュポイントは感じにくい仕様です。決着の流れは鮮やかなのですが、精度を優先してエンターテイメントとして弱さは感じました。好勝負。☆4