は、知らない。

 

 どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている。

 

 生まれてはみたけれど、神の子として崇められて、誕生日がはっきりしないなんて事があっていいものか。という事情があったとかないとか、 4世紀初頭、ローマ帝国でキリスト教が公認され、キリスト教が国教となると、キリストの生誕を祝う祭りが整備されるようになったらしい。

 

 共通の起源を持つアブラハムの宗教としてユダヤ教、およびイスラム教もいくつかの祭りやイベントが同じ時期に行われることがあるようだ。

 季節としての冬至にも、また古代の風習的な祭りと関連づけられそうだ。

 

 クリスマスの全世界への普及は当然commercialisationが大いに関係してくると思う。カトリック系先進国の経済発展や植民地化が影響してそうだ。

 友人のマイケル(英国人:父がプロテスタントの司祭)はそんな現状を嫌いクリスマスを祝わない地へ逃避している。

 ぼくは何の関係もないから、その波に乗ってこの時ばかりと飲んだり食ったりする。

 

 娘たちが帰宅するという。妻はシュトーレンを作るのにラム酒が必要と言う。ケーキ用の小瓶が手に入らないので普通瓶を(750cl)を仕入れた。

 これ幸いと、バレないようにちびちび飲み始めている。