花蓮の中心地が近づいてきたあたりでバスを降りてみました。

どうやらこの太魯閣を往復するバスは、帰りの方が停車するポイントが多いようです。
市街に戻ってくるとあちこちで停車していました。

バスに乗っている時はいつも、地図を見ながらどこを走っているのか確認します。
観光ルートを周る市内バスなどは、なんとなくバス停の名前や目印を覚えておくと便利。

地図と照らし合わせながら、ここで降りるとあそこが近いな~とか
車窓から景色を眺めているときも、大きな建物や病院、百貨店の場所などを
なんとなく覚えておけば、道を歩いている時にも自分の位置が確認しやすくなります。


さてバスを降りてすぐ出会ってしまったコイツ。
こういう"リアルマネキン系交通整理の人"、田舎では比較的よくお目にかかりますが、
非常にお久しぶり感がありました。どうもどうも。



太魯閣での疲労を癒すため、まず向かった先は廟口紅茶というお店です。
お店は本当に廟口、廟の斜め向かいにありました。

おやつタイムの頃に伺いましたが、
お客さんがひっきりなしに訪れてはご飯を食べたり、紅茶をテイクアウトしたり。
おじいちゃん、おばちゃん、お孫さん?の3人がサクサク働いていらっしゃいました。

お孫さんがなかなかのイケメンさんだったのですが
イケメンには目もくれずジーッと見ていたのがおじいちゃん(笑)。

雰囲気も十分にかわいらしいおじいちゃんなのに、
ちっちゃいポーチを斜めがけしているというかわいさ。
中に何が入ってるのか気になって仕方ありませんでした。
しばらく見てたけど、ポーチに触れることがなかった。。果たして中身は一体。。



こちらのお店の特徴といえばこのパイプ!
2階まで続くパイプの先には紅茶ストックがあるのだそう。
そしてこのパイプはキンキンに冷えていて、
パイプを伝って冷やされた紅茶が出てくるという仕組み。
注文をすると該当メニューのパイプのレバーをくいっとやってドリンクを出してくれます。
おもしろーい。



扇風機がまわるテーブルのそばを陣取り紅茶をいただきました。
こちらの紅茶はミルクティではなくて濃いめのストレートティ。
ほんのりとした甘味が疲れた体に沁み渡ります。
おいしくて一気に飲んじゃいました。



そしてぼんやり店内を見ていると、紅茶だけを買っていく人も多いのですが、
主にテイクアウトの人ばかりでした。バイクや自転車で乗り付けて買っていく人。
なかにはマイボトルを持参してそこへ入れてもらっているお客さんも。
すぐに行列が数名できてしまうのですが、テキパキと対応していました。

店内で過ごしている人は、ごはんを食べている人が多かったです。
こちらのお店は紅茶だけではなくて、しっかりと食事もできる便利店。しかも24時間営業。
こういうお店は本当にありがたい。特に旅行者には使えるお店ですよね。



そしてそしてお店の名物はパイプだけではありません。

この廟口紅茶のオリジナルケーキ。
テイクアウトの人もこのおやつをいくつも袋買いしていました。
どれ、一つ食べてみるかと白いのを買ってみました。一つからでも買えるのはありがたい。



袋には"ケーキ"と書いてありますが、実際には焼き菓子です。
あえて言うならダックワーズとかマカロン??
この二つほどずっしり、もっちりしていなくて軽い。
食べると生地がホロホロっと崩れる感じ。

なかには少しだけクリームが入っています。
生地もクリームも甘すぎないし軽い食感なので、たくさん食べられちゃう。
あともう1個買えばよかったなぁなんて思いながらもぐもぐ。



花蓮に行ったときにはぜひまた食べたいおやつです。
次は袋買い!!

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