車以外の乗り物が大好きです。
海外に行くと地下鉄も電車も日本とは様子が違うので
ただ乗ってるだけで楽しかったりします。

台北市内ではMRTによく乗りますが、
台北を離れると高雄以外はMRTがないので
基本的にバスと鉄道が多くなります。

今回の旅は台湾鉄道で台湾をほぼ一周するコースだったので
必然的に電車に乗っている時間がとても長かったのですが、
見える景色が違うのはもちろん、乗ってくる人たちもさまざま。
移動中の人物観察もおもしろかったです。

観光客、地元の人、田舎の街から都会に出る学生、
お弁当を食べるおじさん、お菓子をねだる子ども。。
同じアジアだから顔は似ていても、やっぱり違います。
聞き慣れない中国語を聞きながら鉄道に揺られている
実はそういう時間が一番海外に来ているという実感を得るのかもしれません。



さて、嘉義の朝、私はどこにいたのか。

朝一番の阿里山森林鉄道に乗るために早朝に宿を出発
意気揚々とチケットを買いに行ったのですが、窓口が開く前からすでに張り紙が。

「Today’s seat is nothing.No seat ticket Only.」

のーしーとちけっとおんりー。あらら。
既に座席は売り切れ、席なしと。
でも乗るしかない!!



しょうがないのでチケットを買ったら座席を指す部分には”×”。
なんと切ないTT

土曜日だったので覚悟はしていたのですが、
1席ぐらいあるだろうと思っていたら甘かったです。
週末は2日前には売り切れてしまうことが多いのだとか。
さらに乗ってから気づいたのですが、列車自体がとても小さくて
座席数が少ないんです。これは売り切れるわな…と納得しました。



始発まで時間があったので、腹ごしらえをしようと駅前で見つけたお店へ。
大好物の三明治を買うことに。
早速おばちゃんが作ってくれます。
お店によって三明治も作り方はいろいろ、中身もいろいろなので
どんなものが入ってるのかわくわくしながら待ちました。



栄養補給…とコンビニでヤクルトを買い、
宿でもらってきたりんごと一緒に朝ご飯です。
おいしそうでしょう^^ 駅のホームでもぐもぐ。



阿里山森林鉄道は、世界三大登山鉄道の一つといわれています。
日本で登山鉄道っていうと私は箱根しか浮かばないんですが、
箱根は急勾配を登るってだけで、あんまり大したことはないですよね。
でもこの阿里山森林鉄道はとにかく距離が長い!

繰り返しお伝えしますが…さっき私が買ったチケット”座席なし”。
乗車時間は何時間だと思いますか…
2時間20分ですTT 立ちっぱなしだよぅ!
ふぅ。。
<続く>