韓国の音楽、なかでもバンドもので一番に覚えたのはNellのような気がする

私が知ったとき、すでにmixiなどにもコミュができており

ソテジ同様、韓国の音楽を少しでも聴いたことのある人には

知る人ぞ知る、といったところか



ちょうど私が韓国カルチャーにどっぷりハマったのが2008年

その年のGOLDEN DISC大賞の映像





これを機にNellは休止期間に入った

入れ違い...



そして2012年4月

最強のアルバムをひっさげ

Nellがついに戻ってきたのである



4年ぶりの大作は、しっかりと私の心を鷲掴みにした


去る1月17日

いきなりupされて泣いて喜んだ1st teaser




Nellが帰ってくるーーーーーーー!!!!

ぎゃーーー

一人で大騒ぎしました


この曲がもう、とてつもなくNellで、

カムバすんぞー!!って叫んでる感じがして

期待して待っていたのだけど

リリース予定が全然発表されない...


と思っていた3月

忘れた頃にやってきた

Musicgraphy Slip away Episode1





レコード会社もこの力の入れよう

さすがNellといったところでしょうか


これ、映像作品としてもクオリティが高いので、見応え十分

これが3までポツポツと公開され


3公開のほんの少し前に

メインタイトル

“그리고 남겨진 것들”1st teaserがついにup...

ソン・ジェリムご出演ではないか!!






そしてすぐに公開された2nd teaser

ミンギじゃないかTT(もう、神様ありがとう)




間違いないでしょう、この3曲なんだから...


4月9日upされたフルMV

“그리고 남겨진 것들”




痩せ過ぎのミンギが、より怖いんだけど

美しい男が二人、ストリングスの鳴り響く中で微笑んどる...

なんて素敵なMVか...号泣



この曲がアルバム『Slip Away』のメイン活動曲

直訳すると

“그리고 남겨진 것들” そして残されたものたち


Nellはやっぱり美しいメロディが特徴

JWの儚げで夢遊病のようにゆらゆらするヴォーカル

リズム隊の生み出す柔らかくて地に足の着いたバンドサウンド


Nellの作品には「叙情的」という言葉がやはりお似合い

ありきたりな言葉だけどさ

いわゆる“映像が浮かびやすい音楽”というか


$Li zhi と夜の噴水
©woollim

特に最新作『Slip away』には

4年の歳月も含まれているせいか

これまでの作品よりもヴァラエティ豊かで

音が洗練されているように聴こえる


無駄がなくコンパクトに仕上がっているのに

1曲ごとの尺は割と長い


しかし曲の中の起承転結というのが

音の響きや、メロディラインにおいても

その比重がとても計算されている


だから6分以上の曲も、浸っているとあっという間に終わって次の曲へ


ストリングスアレンジの曲が多めなので

何層にも重なった美しい音の応酬がたまらない


なにせ結成してから歴史のあるバンドである

前身から数えると11年ほどだろうか



ゆえに音楽に対して、とても愛を感じるバンドである

1音1音をとても大事に聴きたくなる

本当に大好きなバンド



このところは気がつくと『Slip away』か『Sherlock』ww

どうして世の中にはS始まりの優良タイトルが多いのか

不思議である



他にもオススメ曲が山盛りあるけど

まずは『Slip away』

“Cliff Parade”が好きでたまらない(↑1st teaserの曲)


けど

“그리고 남겨진 것들” のアコースティックverの素敵さ、ハンパないTT