昼寝を少ししたからなのか
今夜は全く眠れないので
書こう書こうと思いつつ書けずにいた
中期胎児ドックのフォローアップの内容を
まとめておこうと思います
中期胎児ドック1回目の内容はこちら↓↓↓
4月24日(月)37歳2人目妊娠18w6d
前回の精密超音波検査から約3週間
この時すでに人工死産を決めていたので
もう数日後に入院を控えていましたが
やはり最後にどうしても
ちゃんとエコーで見ておきたいと思い
毎回お世話になっているクリニックへ
この日から仕事は休んでいたので
最低限の家事と夕飯の支度をして
15:00に家を出る直前まで布団にいました
起きあがって何かする気力がなく
入院までの1週間は寝て過ごしていました
超音波の予約は16:30から
17:00過ぎに診察室に呼ばれ
すぐに診てもらいました
首の後ろの浮腫は……
すでに頭蓋よりも大きく膨れ上がり
目を背けたくなるほど酷い状態でした
モニターにエコー画像が映し出された瞬間
思わず「ぅわぁ」って言ってしまうほど……
まさかここまで酷くなっているとは……
わたしの足元の方に座っていた夫は
エコーを見はじめてすぐ泣いていました
悲しいというのを通り越して
もう可哀想で見ていられないという感じ……
詳しく検査すればするほど
どうして生きていられるの??
って思ってしまうほど状態が悪く
エコーのあとドクターからも
初めて「もう生きられません」と
ハッキリと診断結果が告げられました
心臓は頑張って動かしているし
血もめぐっているようだけど
全体的に成長が止まりはじめています
前回は四肢の成長の遅れだけだったのが
頭蓋骨や胴回りの大きさにも影響してきて
2週間分くらい小さいままです
胸水や腹水も前回より多くなっているし
肺にも水がたまってきています
水腫の範囲も頭や背中から更に広がって
四肢も膨れ上がっています
とても頑張って生きていますが
善くなる兆しは期待できません
このまま悪化していくと思います
そして遅かれ早かれ
この子の心臓は止まってしまうでしょう
こういった内容のお話でした
でもそうなんじゃないかということは
なんとなく感じていたのでした
前回4月7日の超音波検査のあと
1週間か10日くらいの間は
それまでと同じペースで
ぐんぐん子宮が大きくなり
おなかが出てきていたのですが
突然ピタッと止まっていました
4月15日に受けた最後の妊婦健診で
まだ心臓が動いているのは見ましたが
きっと大きくなれていないんだろうと
察しがついていたんです
自分のからだの一部ですからね
勘とかそういうんじゃなくて
もうわかってしまいますよね
わたしは先生の話を冷静に聞き
実は今週末から入院するんです
もうダメだということはわかっていたので
きょうも診ていただくか迷ったんですが……
エコー写真だけいただけますか……
とお願いしました
この子の生きるポテンシャルは
この大きさまでなんだと思います
これ以上大きくなることは難しいので
そうされるのが懸命だと思います
と仰り再度ターナー症候群の説明と
モノソミーXの生存の難しさをお話しして
エコー写真をプリントしてくださいました
少しだけ涙が出ましたが
悲しいとか苦しいとか辛いとか
そういう自分の感情よりも
こんなになるまで頑張らせてしまって
申し訳ないという気持ちでいっぱいでした
かわいそうなことをしてしまった
もっと早く出してあげた方が
この子は辛くなかったかもしれない
そんなふうにすら思いました
だからわたしたちにとって人工死産は
一生懸命に生きてくれた娘と
一緒に頑張る最期のときなのです
きっといきなり処置が始まって
お腹のなかで怖い思いをしているはずだから
一番側にいるわたしが明るく前向きでいて
この子をできるだけ安心させてあげよう
そんなふうに考えながら
いま入院生活をおくっています
一緒に過ごす最期の時間
一緒に食べる最期の食事
そう思えば入院生活も尊く感じられます
たまに痛すぎて心が折れそうになるけど
そんな時は少し後ろ向きになっているけど
おおむね明るく過ごせているかな
苦しいけど一緒にがんばろう
つづく