カズさんのお母様の一周忌法要に。


知った顔ぶれに

紛れる場所なんてなかったけど

出来るだけ心静かに

手を合わせてもきました。


慰謝料を払い終わったら

云いたかった言葉は

云わなかった。

カズさんの企みを知りましたよとだけ。


人は死んだら終わりではなく

言葉や想いとなって

縁ある人の心の中に残っていくんだろうと

思いました。


そんなことを

法事の帰り道

三日月を見上げながら

この一年

思ったことや感じたことを

考えました。


カズさんのお母様は愛の人でした。