愚かな卑怯者死屍累々の上に成り立っているまやかしの一瞬のしあわせの為に人は愚かにも、卑怯にもなる。屍の上で星空を眺めたり芝生に寝転んで「あぁ、幸せだ」と感じたり。子供を殺したワタシはせめて誰かのしあわせのためにその死屍累々の一部にならなくてはいけない。子供を殺したワタシはせめて屍を落としたりしないように抱えていなければいけない。愚かな卑怯者にもう二度とならないように。