雨上がりの公園は空気が澄んでいて

静かでした。

西の空には雲の隙間から

細い細い三日月。


あの年も夕方からの雨が上がった公園で

月を眺めていた。


予定日を聞いてから楽しみにしていた日を

何もかも失くして

こんな風に迎えて過ごしている自分に

吐きそうになるくらい泣けました。


あれから

変わったワタシと

変わらない思いと

重ねて月を眺めてる。