映画を待つロビーで

視界に入る人達を眺めてました。


夏色のマニキュアだったり

新しいスニーカーだったり

鞄にアニメキャラのアクキー付けていたり

リュックにバンドやイベントの缶バッジを

付けていたり。

ロック画面が子供の写真だったり。


みんなそれぞれの"好き"があって

その"好き"を身につけながら

日々生きていて。

時には戦っているのだろうなと。


着古した服に汚れたスニーカーで

好きな色さえ失くしたワタシは

ワタシにも何かひとつでも

"好き"があったらなと眺めてました。