前回の続き。今回は、自閉症スペクトラムの私ひまわりの業務内容の変更+私への支援体制の強化について紹介します。

 

とはいっても、最初から最後まで文章だけだと結構分かりにくいので、今回初めての取り組みとしてCanvaで制作した私の支援マップも活用しながら説明したいと思います。

 

まずは、業務内容の変更について。

前回のブログで、私が所属していた部署では「文字や数字のチェック」を行っていたことを書きました。 しかし、その業務が原因で聴覚過敏が悪化したり、精神的に追い詰められる日々が続いていました。

そんな私の様子を見ていた社長が、ある日こう言いました。 (※個人情報保護のため、内容は一部脚色しています)

 

「今の業務内容では精神的にきつそうだから、広報をやってみない?」

広報…? 仕事内容もよく分からないし、また部署が変わるの…? 入社してから同じ部署で長く働けたことがない私は、「続けられるのだろうか」という不安でいっぱいでした。

そんな私に、社長は続けてこう話してくれました。

 

「広報は会社のことをPRする仕事なんだよ。  
もちろん、ひまわりさん一人で抱えるわけじゃなくて、前の上司もちゃんとサポートしてくれる。  
それに、広報を続けていけば会社の知名度も上がって、今よりもっとサービスのユーザーが増えるはずだ。  
そうなったら、ひまわりさんの仕事もきっと今以上に充実していくと思ってね。」

 

広報のことはよく分からないけれど、一人で抱え込まなくていいと聞いて安心しました。 前の上司なら私の特性も理解してくれているので、心強さもありました。

「広報を、やってみます。」

この時の私は、本当にゼロからのスタートでした。 その後も定期的に話し合いの場を設けてくれると聞けて、胸のつかえが少し軽くなったのを覚えています。

 

次に、私への支援体制の強化ですが、ここから私の支援マップを使って説明してきたいと思います。

 

 

まず、大まかな解説。

私ひまわりの周りには、グループホーム・職場・障害者就業・生活支援センターの三つがトライアングルのように支えてくれています。

 

1 グループホーム

以前のブログで、私は自立へのトレーニングとしてグループホームに通っていることを書きました。

そこでの支援者は主に職員。職員に職場での悩みを話すこともありますが、職場での悩みとしてどこまで話していいのかが分からず抱え込んでしまうこともあります。(職場で知り得た情報を、外部に漏らしてはいけないからです。)

グループホームでのことや、プライベートでの悩みについて話すときに適していると感じています。

 

2 職場

支援マップを見ると「前の上司」がいないことに気づくと思います。 実は、広報を始めて数か月後、前の上司の業務量が増え、サポートを頼みにくい状況になってしまいました。

その結果、私は広報のことで一人で悩みすぎてパニックを起こすことが増え、早退する日もありました。

そこで、職場にいるキャリアコンサルタント資格を持つ社員さんに相談したところ、 その方が業務サポートとメンタル面の面談を担当してくださることになりました。

 

3 障害者就業・生活支援センター

「ん?なんだそれ?」と思った方、いらっしゃるかもしれません。

私も、社長から聞いたときは「今まで聞いたこともない福祉の機関だな」と思っていました。

実は、社長が私に「広報をやってみないか?」と言われたとき、「障がいのあるひまわりさんに、外部機関でできる業務サポートとして『障害者就業・生活支援センター』も利用したらいい」と勧められていました。

 

障害者就業・生活支援センターとは:障がいのある方の「就業面」と「生活面」を一体的に支援している場所です。利用料金は無料となっています。(なお、利用の際に障害者手帳の有無は問われません)

ただし、お住まいの地域によって対象の地域が異なる場合もありますので、利用について検討されていらっしゃる方は厚生労働省のHPやお住まいの地域の役所(福祉課)で調べて相談してみましょう。

 

障害者就業・生活支援センターの支援内容:

就職活動・就職準備支援として、履歴書作成の支援、気になっている職場の見学や実習など。

職場定着支援として、職場での悩み・困りごとの相談や、企業に対する助言・面談など。

生活支援として、健康管理・金銭管理などの日常生活の自己管理にかかる助言など。

 

私は、就職しているので職場定着支援と生活支援を受けています。個々によって、支援内容を柔軟に考えてくださるのでおすすめします!

 

だいぶ、情報がつめつめになりましたが、私の支援体制の強化はこんな感じになっています。

それでは、また次回。