どうも!自閉症スペクトラムを持つ成人女性のひまわりです!
最近、私のブログを読んでくださる方が少しずつ増えてきて、「ブログの書き甲斐」を感じています。読んでくださっている方、本当にありがとうございます。
さて、今回のテーマは「カミングアウト」について。当事者の一個人として感じていることを書こうと思います。(ここから先はあくまでも私の個人的な意見です。決して、私の意見が正しいというわけではありません。それは、私と違う意見である人がいても良いと感じているからです。)
カミングアウト。最近では、SNSなどで発信している人がいるというのもあって聞いたことがあるという方もいるかもしれません。また、身近な環境でそう言われた・言った方もいると思います。私の場合は、自閉症スペクトラムという発達障がいを持っています。つまり、私がカミングアウトする時は、第三者に「自閉症スペクトラムを持っているよ。」という話をするということなのです。
当事者の私が率直に思うことは、第三者に自分の障がいの特性を知っていようがそうでなかろうが、自分なりに自分の障がいについて理解できていればそれで良いのではないかと思います。カミングアウトは、「当事者であれば、誰もが必ず行うべきもの」ではなく、当事者自身がそれぞれ自由に自分自身の障がいのことを考えて、やるなりやらないなり決めても良いと思うのです。
「ひまわりは、どんな風に自分の障がいについて考えているの?」私の場合は、自分の障がいについて第三者にカミングアウトしています。ただし、いつも誰かにカミングアウトしているわけではありません。極端な話、道行く人すべてに自分の障がいについていちいち話しません。「そこまでして、自分の障がいについて話す労力に見合ったメリットがないな~」と感じているからです。では、どんな時に自分の障がいについて話しているのか。私が自分の障がいについて話すときは、次の3つの基準で話しています。
・友達とか自分の大切な人に自分の障がいについて理解してほしい時
・この先何回も関わるであろう人と行動を共にする時(例えば、学校とか職場とか)
・自分の体験したことを学びとして他の人と共有したいとき(このブログがそうです。)
カミングアウトをしてメリットと感じることは、「自分が障がいを持っていてもいいんだ。」と自己肯定感が持てることです。あとは、カミングアウトをした相手が自分の障がいを理解してくれることで居心地よく行動できることです。反対に、デメリットとして感じることは、カミングアウトをしたことで相手から心無い言葉を言われるなど自分自身が傷ついてしまうことです。(そんな時、私は自分の障がいを傷つけることを言った相手に対して、「こんなひどいことをしてしまう人なんだな。。」と今後の人付き合いの判断基準にしています。そして、そっと自分を傷つけた人から離れます。)
何度も繰り返しますが、カミングアウトをしようがしまいが、自分の障がいについて自分自身が理解できていれば良いと思います。自分の障がいに対して、色々な考え方があって尊重されて良いと思うからです。