栃木県宇都宮市を走行中の路線バス車内で、具合を悪くして嘔吐した少女を、女子高生が介抱。

バスが終点の宇都宮駅に着き、降りて更に少女を介抱していた女子高生が、嘔吐物のかかった男性に逆上され、持っていた特殊警棒で殴られるという事件が、昨日(2019.02.11)起きました。

女子高生に額を切るケガを負わせ、傷害容疑で逮捕された男性は、警察の調べに対し、「少女に水をあげるなど、優しくしたため殴った」と供述したそうです。




ネット記事やSNSなどで、容疑者の異常性が取り沙汰されていますが、人に優しくすることが怖くてできないという空気が広まるとすれば、とても悲しいこと。


でも、僕は思うんです。


女子高生のように、苦しんでいる人を助けたいと思う人の方が、嫉妬心で危害を加える人よりも圧倒的に多いのは、明らかなはず。


実際に行動して貢献する人も多いし、ためらいながらも貢献したがっている人は、さらに多いはず。


世の中は、捨てたもんじゃないはず。


僕のように、傍観者を決め込むことができない人も、きっと多いから。


手前味噌も含みますが、世の中は捨てたもんじゃないと、僕は信じています。