年が明け、今日(1月3日)に自宅へUターンされる方々も多いと思われるので、新幹線や特急列車など「公共のりものマナー」について、少し考えてみました。
 
僕自身、マナーについては正解を決めない主義で、価値観を押し付けるつもりもありません。
 
皆様が感じたことを基に、自分自身の頭で考え、自発的に行動してこそ、意味があると考えているからです。
 
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新幹線・特急列車・高速バス・飛行機.....その殆どは、車内の座席がリクライニングします。
 
新幹線の車内で、前席の人から「席を倒していいですか?」と聞かれ、ホリエモン(堀江貴文さん)が「ウザイ!勝手に倒せ!」と激怒した話を、昨年ご自身のTwitterで投稿されていました。
 
一方、飛行機の機内で座席を深くリクライニングさせ、ある市議会議員が後席の乗客と揉め、口論だけで収まらず乱闘となり、辞職に追い込まれたこともあったそうです。
 
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席を倒していいですか? → ウザイ
無断で倒す → 口論・乱闘
 
いつでも誰にでも通用する「正解」がないのは、明らかですよね。
 
これは、僕自身の価値観と経験則から導き出した「最適解」でしかありませんが、僕は次のフレーズを言うようにしています。
 
 
『少し、背もたれを倒しますね~』
(I'll put my seat back.)
 
 
敢えて「許可」を取らず、あくまで僕の「権利」として、リクライニングする意思を「毅然」と、ただし「穏やか」な口調で、後席の人に顔を向けて伝えます。
 
僕が思うに、リクライニングは乗客の権利。
その前提で「マナー」として、これから背もたれを倒すことを後席の人に予告。
 
もし、缶ビールやコーヒーの紙コップが、後席のテーブルに置かれていれば、リクライニングの予告があることで、床や服にこぼすリスクを回避できます。
 
応用編としては逆の立場、前席に人が座った時の、僕の「最適解」はこちら。
 
 
『遠慮なく、背もたれを倒してくださいね』
 (Please put your seat back.)
 
 
いったん目いっぱい倒してから、少しずつ起こしながら良いポジションを見つけてくださいと、柔らかく促すこともあります。
 

僕は、車内(機内)で楽しく快適に過ごしたい。
相手にも、楽しく快適に過ごして戴きたい。
 

鉄道会社や航空会社の社員でなく、列車や飛行機を利用する乗客として、お互いに「公共のりものマナー」を考え合い、発信し合える世の中に、僕はしていきたいです。



 

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